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先日、「相互授業参観」ということで、美術の授業を参観してきました。
各自好きなところに気の合う人たちと席について、今日は彫刻の1時間目と言うことで日吉先生の説明を聞いて早速デッサンからのスタート!まず5cm×8cmの石の大きさにピーマンの形を描くため、白い上に四方上下から見たピーマンをデッサンしていく。おのおのが選んだピーマンとしばらくの間にらめっこ。それが終わると今度はその絵を石の方に描き写し、いよいよ石をヤスリや彫刻刀を使って削り取っていく。過去の先輩達のできあがった作品をみると、色は石そのものの色であるが、形はピーマンそのもの。すごい!
削った石の粉と格闘しながら、自分だけの「石のピーマン」を作っていく。すてきな作品が近いうちに完成するだろう。興味のある人は美術室に足を運んでみてはいかが?
「石のピーマン」に触れるとなんだか心が癒やされた気分になりました。
11月9日、土曜講座の2,3限を使って九州大学訪問事業(出前講義)が行われました。
講師は九州大学工学部 物質科学工学科 清水 宗治 准教授
テーマは『大学で学ぶ有機化学 ~自在に分子をデザインして役に立つ色素を生み出す有機合成~』
前半の内容は伊都キャンパスに完全移転した九州大学の、施設の素晴らしさや学生数に対する教授陣の多様さ、学生たちが学問にサークル活動にキャンパスライフを謳歌している様子、
物質科学工学科で清水先生が生き生きと指導されている姿などを、画像や動画のわかりやすい紹介がありました。
後半は有機合成による色素の開発が、癌の治療や新商品の開発などに応用され、わたしたちの生活がいかに便利になるかの説明がありました。
質疑応答では発色の仕組みについてや、九大の学部に関するものなど活発に質問が出ました。
生徒代表の中田君が「この中から九州大学に進学し、ノーベル賞を取る者が出てきます」との力強い言葉がありました。
充実した講義を行っていただき、清水先生ありがとうございました。
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