日誌

綾中日誌

変わらぬ朝の光景

 今朝28日(火)は一段と冷え込み、気温は10度ほどでした。つい最近までは日陰を選んで歩いていたのに、思わず太陽のぬくもりを背中に感じたくなる朝でした。大きな行事を終えた今、学校には静かな日常の時間が戻っています。そんな朝の校内で目に入ってくるのは、変わらず続けられている生徒たちのボランティア清掃です。正門付近で落ち葉を集める生徒、生徒玄関で黙々とほうきを動かす生徒、その姿に「誰かのために」という思いが自然に根付いていることを感じます。いつもありがとうございます。

綾マラソン2025

 綾マラソン2025が秋晴れの澄んだ空の下、26日(日)に盛大に開催されました。今年も県内外から多くのランナーが集い、綾の自然と人の温かさに包まれた一日となりました。本校も全校生徒が参加し、「綾の町を自分たちの力で盛り上げたい」という思いを胸にそれぞれの役割を果たしました。今年は、生徒たちが「自分たちにできる新しい貢献の形」を探求し、生徒総会でも議題として取り上げながら企画を練ってきました。その一つが、地元農家の皆様からご提供いただいた綾産の新鮮な野菜を、ランナーの皆さんに振る舞うという取組です。この企画には農家や団体の皆様が賛同してくださり、生徒たちの思いを温かく後押ししてくださいました。また、大会運営に尽力された綾マラソン実行委員会の皆様をはじめ、楽器の運搬など吹奏楽部を支えてくださった保護者の皆様、さらに生徒の挑戦を信じて見守ってくださった担当の先生や、すべての先生方に深く感謝申し上げます。ありがとうございました。そして何より、自ら考え、行動し、最後までやり抜いた生徒の皆さん一人ひとりの姿に大きな成長を感じました。皆さんの力が、綾の未来を照らしています。前日までの準備、当日朝早くからの準備、後片付けに至るまで、皆さんの貢献なしでは、この大会は語れません。心からありがとう!!

 

綾の恵みをランナーに!!

 綾マラソンに向けて「自分たちにもできる地域貢献を形にしたい」と生徒たちが話合いを重ね、生まれた企画が「綾の恵みをランナーへ届ける取組」です。綾町の農家や団体の皆様に協力を呼びかけたところ、温かい賛同が寄せられ、24(金)の放課後、生徒会役員による作物贈呈式を行いました。贈られたのは、新鮮なきゅうりやさつまいもです。大会当日にはパイナップルも届く予定です。これらは綾の大地で大切に育てられた食材の数々です。ある農家の方は、「綾でとれた野菜をランナーに届けて喜んでもらいたい。この中学生の思いに感銘を受けた。作物をつくっている農家として、これほど喜ばしいことはない。」と語ってくださいました。この企画は、単なる食材提供ではなく、人の思いと地域の誇りをつなぐ架け橋です。生徒たちは「受け取る責任」と「つなぐ使命」を胸に、綾の魅力を県内外から訪れるランナーへ届けます。提供していただいた皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

綾マラソン最終確認

 綾マラソンに向けた最終確認を、24日(金)に行いました。5月から準備を進めてきましたが、いよいよ26日(日)に大会を迎えます。全校生徒がそれぞれの持ち場で責任を果たしながら参加する姿は、学びが社会につながる貴重な経験になることと思います。大会では、生徒たちが一人ひとりの役割を通して地域に貢献し、人として成長していく姿が見られることを大いに期待しています。綾の自然と人の温かさに支えられながら、本校の生徒たちが新たな一歩を刻む一日となるはずです。関係諸機関と連携を図りながら、準備に邁進してきた担当の先生をはじめ、すべての先生方に感謝します。ありがとうございました。全校生徒の皆さん、頑張りましょう。ご家族、地域の皆様方、地域に貢献する綾中の生徒たちに、どうぞエールをお送りください。

 

 

2年生柔道の授業

 2年生も柔道の授業が始まっています。今は、基礎となる「受け身」の練習に取り組んでいます。「受け身」は、安全に技を受けるための大切な技術であり、柔道の学びの第一歩です。この日は、柔道経験のある生徒が前に立ち、見本を示してくれました。畳に響く迫力ある「受け身」の音に、思わず引きこまれました。まだまだぎこちなさも残りますが、みんな楽しく授業に取り組めていました。

1年生調理実習

 23日(木)、1年生が家庭科の調理実習で「豚肉のしょうが焼き」に挑戦しました。下ごしらえから調理、盛り付けまで協力して取り組む姿が見られました。生徒たちは火加減の調整や味付けに苦戦しながらも、栄養職員の先生のサポートも受けながら、次第に調理のコツをつかんでいました。添え野菜も栄養バランスが考えられています。できあがったしょうが焼きは食欲をそそる香りが教室いっぱいに広がりました。家庭でもぜひチャレンジできるとよいですね。

綾マラソン迫る

 綾マラソン本番を目前に控え、校内では最後の班別学習会が22日(水)に行われました。生徒たちはランナー、給水スタッフ、応援、吹奏楽部演奏など、それぞれの役割に応じて準備の最終確認に取り組んだところです。地域の一員として大会を支える意識が高まり、一人ひとりの表情には期待が感じられました。大会は26日(日)に開催されます。当日の生徒たちの活躍と、地域に貢献する姿が楽しみです。

島根県の郷土料理

 22日(水)の給食は、島根県の郷土料理「舞茸ごはん」でした。その他、じゃが芋のみそ汁、豆とレンコンのごまサラダ、です。香り高い舞茸の旨みがごはんに染みこみ、ほっとする味わいでした。おいしくいただきました。給食に関わっていただいているすべての皆様に感謝します。いつもありがとうございます。

地区駅伝大会・ロードレース大会

 21日(火)、生目の杜総合運動公園周回コースにて、地区駅伝大会とロードレース大会が開催されました。秋色に染まり始めた木々の合間を力強く駆け抜け、駅伝では男女とも仲間の思いを込めた一本のたすきを最後までつなぐことができました。ロードレースでも一人ひとりが粘り強く、自分との戦いに挑み、最後まで諦めずに走り抜く姿が見られました。参加した生徒の皆さん、精一杯の走りをありがとうございました。

寄付金贈呈のお礼

 先日、本校第34回卒業生(昭和55年度卒業)有志の方々より、還暦記念として寄付金のご贈呈を受けました。長年にわたり母校を見守り続けてくださっている卒業生の皆様の温かなご支援に、心より感謝申し上げます。今回のご寄付は、本校の教育活動を応援したいというお気持ちからお寄せいただいたものです。卒業生の皆様が、今もなお母校とのつながりを大切にしてくださっていることは、在校生・教職員にとって大きな励みとなっています。いただいたご厚意を大切にしながら、これからも地域や卒業生の皆様に支えられる学校づくりを進めてまいります。この度は誠にありがとうございました。