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宮崎県立延岡高等学校公式サイト (文部科学省指定スーパーサイエンスハイスクール、世界ユネスコ公認ユネスコスクール)
22日(水)、本校生徒25名がタイ王国の高校生15名とともに、九州医療科学大学 生命医科学部で開催された「さくらサイエンス一般公募プログラム」に参加しました。
テーマは「持続可能な漁業を支える科学技術を学ぶ」。大学の最先端設備を活用し、水の浄化技術やDNA実験などに挑戦しました。英語での成果発表にも取り組み、科学的探究力と国際的な発信力を高めました。
研修は、池脇信直副学長をはじめ、竹澤眞吾教授、三苫純也教授、渡辺渡教授ら九州医療科学大学の先生方の丁寧なご指導のもとで行われました。専門的な助言や温かいサポートをいただき、生徒たちは研究への関心をさらに深めることができました。
タイの高校生との協働を通して、文化を超えた絆が生まれ、英語での発表にも自信をつけることができました。「もっと科学を学びたい」「英語での表現力を伸ばしたい」といった声が多く聞かれました。
本校では、今後も大学や地域と連携し、グローバルな視野を育む学びの機会を積極的に推進していきます。
23日(木)、第1・第2学年で人権学習を行いました。
1年生は「障がい者の人権を考える」をテーマに、動画や資料を通して障がいのある方への理解を深め、「差別をしない・させない・許さない」という姿勢の大切さを学びました。
2年生は「部落差別」をテーマにDVDを視聴し、差別に向き合う人々の思いから、人権を守るために自分たちにできることを考えました。
今回の学習を通して、生徒たちは相手の立場に寄り添い、思いやりの心を育むことの大切さを改めて感じていました。
21日(火)には、書道体験と手巻き寿司作りを行いました。
書道体験では、生徒たちが英語や身振り手振りを交えながら、筆の持ち方や漢字の書き方を丁寧に説明しました。参加者は練習を重ねたあと、それぞれ好きな漢字を色紙に仕上げ、作品づくりを楽しみました。
続いて、「家庭で楽しめる和食 ~手巻き寿司を作ってみよう!~」をテーマに、手巻き寿司作りにも挑戦しました。家庭クラブの生徒と一緒に酢飯や卵焼きを作り、お気に入りの具材を自由に選んで巻き、自分だけの手巻き寿司を味わいました。
文化体験と食の楽しみが詰まった一日となりました。
10月20日(月)、いよいよ、SKR校の生徒達の本校での活動がスタートしました。
初日となる今日は、「歓迎式典」および「調印式」が盛大に開催されました。
歓迎式典では、両校の代表生徒による挨拶の後、互いの文化を紹介し合う多彩なパフォーマンスが披露され、会場は大いに盛り上がりました。
SKR校からは、色鮮やかな衣装と優雅な動きが印象的な、タイの伝統舞踊が披露されました。
延岡高校からは、吹奏楽部による演奏、書道部と吹奏楽部のコラボレーション、有志生徒によるダンスパフォーマンス、さらに地域の方々のご協力を得て、日本の伝統芸能である「神楽」も披露されました。
式典に続いて行われた「調印式」では、相互の生徒交流に関する連携協定が締結されました。
この協定に基づき、高度な科学分野における課題遂行能力を養い、日タイ両国、さらには世界の発展に貢献できる人材の輩出を目指し、短期交換研修やオンラインを活用した生徒同士の交流を実施していきます。
国境を越えた友情と文化理解が深まったこの貴重な機会を糧に、今後もより良い国際交流が継続されていくことを期待しています。
9月22日から10月3日の2週間、被爆体験証言者の方々の証言を元に、広島市立基町高校の生徒たちが共同制作した原爆の絵を渡り廊下に展示しました。
一つひとつの作品には、戦争がもたらした痛みや恐ろしさ、そして平和への強い祈りと未来への希望が込められています。
今年は戦後80年。しかし、世界では今もなお紛争が起こり、核兵器の問題は私たちにとって遠い過去のものではありません。
生徒たちは、足を止めて一つひとつの作品を真剣に見つめていました。被爆体験証言者の方々の言葉と、高校生たちの感性が重なり合って生まれた絵画から、戦争の悲惨さや平和への強い願いを静かに感じ取っているようでした。
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