学校の様子
読み聞かせ
今回は、「ともだち」(作:谷川俊太郎、絵:和田誠)と「おなべおなべにえたかな?」(作絵:こいでやすこ)の2冊を読んでいただきました。
「ともだち」は、うなずきながら聞いている子どもたちの姿が印象的でした。本当に大切にしたい、やさしい思いやりの心をいつまでも持ち続けてほしいと思いました。「おなべおなべにえたかな?」は、とてもかわいい動物たちの出てくるお話で、やさしいきつねのおばあちゃんのつくるおいしそうなスープの香りがしてくるようでした。子どもたちも笑顔で聞いていました。
読み聞かせボランティアの廣中さん、ありがとうございました。
第2回集合学習
本校の児童にとっては、意見を出し合い、考えを交流させたり、チームで協力してボール運動をしたり、日頃できない同学年のたくさんのお友達との活動がとても貴重な学習になります。また、6年生にとっては、細田中学校の先生の授業を受けたり、中学校の説明を聞いたりと、中学校進学への良い準備、心構えができたと思います。小中連携の視点からもとてもよい集合学習になりました。
その間、1・2年生は、細田小学校へ出向き、複式を解消して授業を行いました。
更に、細田地区4校合同研修会の共通実践でもある「弁当の日」にもなっていました。1・2年生が自分たちで作ったお弁当をおいしそうに食べる様子です。
大平小学校との棒踊り交流会
寛文年間のころ、串間の秋月藩の牧守りを祭神とする「聖大明神」の神前で舞われていた棒踊りが、明治20年、大平から寺村に伝えられたとされています。つまり、本校の剣棒踊りの起源は大平小の棒踊りだということです。
学校紹介や自己紹介の後に、それぞれの踊りを披露し合い、感想を出し合いました。子どもたちからそれぞれの踊りの保存会の皆さんへの感謝の気持ちも伝える場面も設けられました。これからも、しっかりと伝統を受け継いでいけるようにしたいものです。
読み聞かせ~浦島太郎~
2月7日(水)、朝の活動は読み聞かせでした。今回は、上久保先生が読んでくださいました。「浦島太郎が語る 浦島太郎」(クゲユウジ:作、ニシワキタダシ:絵)という絵本です。誰もが知ってる浦島太郎のお話を浦島太郎自身が語っているようにお話が進む絵本でした。ちょっと変わった感覚の絵本でした。絵本は、それぞれが自由に発想を膨らませることができることを改めて感じました。
大窪ならではのデザート
大窪神社豊作神楽の練習始まる
最後の給食当番
2月2日(金)は、6年生の最後の給食当番でした。4年間、配膳をしてきた小柊さんから来週から2年生の竜馬さんへのバトンタッチされます。卒業まで、配膳の仕方をしっかり教えてあげてくださいね。。
消防署見学
署では、新しい施設を隅々まで案内していただきました。また、消防車に乗ったり、防火服を着せてもらったり、とても詳しく、丁寧に説明していただきました。特に6年生の小柊さんは、レスキュー隊員になることが夢なので一段と目を輝かせて説明を聞いていました。見学中に救急車が出動する場面もあり、常に市民を守るために訓練や準備をされている消防署員の方々の思いやご苦労を実感することができました。
お忙しい中、本当にありがとうございました。これからも、火の用心に心がけます。
よろしくお願いします
第9回日南市「新春子どもの声を聴く会」
本校からは、6年生の小柊さんが代表で参加しました。これまでの学校生活を語った内容だったので、臆することなく堂々と立派に発表することができました。満足感や達成感を十分に味わえたようです。卒業まで大窪小を頼みますね。発表原稿を紹介します。
「たった1人の6年生」 大窪小学校 6年 坂元 小柊
平成23年4月、ぼくは、大窪小に入学しました。入学生は、1人。ぼくだけでした。
それから、ぼくたちの学校は、毎年「1人だけの入学式」が続き、今年の4月、とうとう全校児童が、6人になってしまいました。だから、ぼくたちの学校は1年から6年までで3学級、どの学級も2人ずつです。ぼくは6年生になりました。
ぼくが、5年生の時は、6年生が4人いました。だから、6年生のことを毎日見ていてもそんなに大変そうに見えませんでした。しかし、たった1人の6年生の大変さは、ぼくの想像を超えるものでした。
高学年の仕事である、旗の揚げ下ろしは、毎日5年生と2人でしないといけなくなりました。
給食は、毎日、全校児童と先生方で、オレンジレストランという教室で食べます。給食当番は、3年生からしますが、1年間ずっと給食当番です。
昼休みは、ほとんどみんなで遊びます。下級生の遊べる遊びを考えて、遊ぶようにしています。
いろいろな行事の児童代表あいさつは、いつも6年生であるぼくがします。陸上教室の選手宣誓も、今年度は、大窪小の担当で、ぼくがしました。何かあるたびに、「えーっ、またぼく。」といつも思っていました。でも、2学期の終わりに、担任の先生から、
「三学期からあいさつを五年生にしてもらいます。」
と言われたとき、ぼくは、とっさに、
「ぼくがします。」
と言っていました。卒業までは、ぼくがやりたいと思ったからです。
卒業までのあと数ヶ月。たった1人の6年生としての責任をしっかり果たし、大窪小を卒業します。