夏休みに入り、10日が経ちました。よく、子ども達から「先生達は、夏休み学校で何をしてるんですか?」と聞かれます。いつもより時間をかけ個人研修や全体研修を行ったり、出張関係も多く入ります。
今日は、職員全員で安全点検を行いました。大規模な地震発生時に破損、崩落、転倒する可能性のあるものがないかを点検していきました。その後は、授業づくりのための研修会でした。吾田小学校教諭でスーパーティーチャーの郡司先生を講師に招き、授業の教材づくりや授業の進め方について学びました。
世界的な異常気象や巨大地震など、さまざまな災害が心配されます。実際に災害が起こると、不便・不自由な生活が予想されます。夏休みに入って最初の土・日曜日、子ども会主催の「防災キャンプ」を行いました。いざという時の体験をすることで、乗り越える力、創意工夫する力を育みます。
今では珍しくなった「釜」を使ってご飯を炊きます。水の量は指を使って量りました。
火起こしです。先生手づくりの「舞ぎり式火起こし器」で種火を起こしました。
おいしいご飯ができました。
テント生活も体験しました。夏休みのいい思い出になりました。
【火起こしのようす(動画)】
今日は、1学期の終業式でした。まずは2名の作文発表があり、5年生の結々さんは「嬉しかったことは、学習面で今まで分からないことや面倒なことは、すぐあきらめていたが、一生懸命考えたり調べたりしながら問題が解けるようになったこと。水泳では、みんなが応援してくれて目標の25Mを泳げたことです。」、6年生の叶夢さんは「嬉しかったことは、鑑賞教室で三味線体験ができたこと。水泳では、昨年より12秒早く泳げ、泳ぎのフォームもきれいになったと褒められたことです。生活面では、教室で生き物(蝶、カブトムシ、イモリ)のお世話をし命の大切さを学びました。」と発表しました。
校長先生の話では、まず「今日は、あゆみを受け取る日です。でも、先生達にはあゆみがありません。なので、子ども達に評価をしてもらいました。」と先生方の評価が画面に映されたのですが、良い評価で安心しました。次に、4月の始業式にみんなが立てた目標を振り返り、一人ひとりの頑張ったことを具体的に話してくださいました。「夏休みは、宿題・早寝早起き・手伝いがあります。途中でぐた~っとなってしまうかもしれませんが、あなた達はすごい力を持っています。最後まで自分を信じて頑張ってください。」と話され、最後にギターを弾き大事マンブラザーズの「それが大事」を歌ってくださいました。「負けないこと、投げ出さないこと、逃げ出さないこと、信じ抜くこと・・・」今の子ども達にピッタリな曲でした。
よい夏休みを!
朝の時間は、図書司書の多田先生による読み聞かせと本の紹介がありました。
今日の読み聞かせは、「ジャックとまめのき」でした。ジャックは、お母さんにたのまれて牛を売りに行く途中、不思議なおじいさんと出会い、おじいさんの豆と牛を交換してしまいます。お母さんはジャックを怒り、窓から豆を捨ててしまいます。翌朝、ジャックが庭を見ると、豆は天まで届く大きな木に成長していたという内容でした。
本の紹介は、ポプラディア図鑑でした。本校には2011年発売された12冊セットがあります。今回、戸村文庫(日南市の戸村精肉本店の前社長が市へ寄付をされ、その一部が学校の図書整備費用となっています。)より、2024年発売のものを購入され、夏休みに入れ替え作業をされるそうです。最近は、情報量が増え、12冊だったものが18冊セットとなっていました。書体も見やすく、漢字にはふりがなも付いており、楽しく調べ学習ができそうな図鑑でした。
本日、気象台は宮崎県を含む九州南部で梅雨明けしたとみられると発表しました。これから夏本番ですね。セミの鳴き声も聞かれるようになりました。今朝子ども達は、セミの抜け殻をいくつか拾い、木に飾っていました。セミ達が話をしているようなオブジェに見えました。