宮崎県(みやざきけん) 日南市立(にちなんしりつ) 吾田東(あがたひがし)小学校のHPです!

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一学期を振り返って①

 なかなか忙しくって、書くことができなかったこの日記を、遡る形で書き足していこうと思っています。今日は、7月23日に行われた「退職者説明会」について書こうと思います。といっても、その中身の研修のことではなく、そこから感じたことを書いていこうと思います。私が教員になったのは、昭和57年4月のこと。私の出た教育学部の中学校・国語課程は7名でした。みんな公立か私立かの国語の教員になりました。南那珂地区に配置されたのは、私一人だけでしたが、小学校の先生の新規採用は、たくさんおられ、全体でみれば、相当数の先生が採用されています。けれども、その退職説明会で見た先生方、つまりゴールテープを目前にしている方を見回してみると、最初の赴任地日南市を離れている人が多いように思いました。(当たり前といえば、当たり前ですね。そもそも日南市出身の先生そのものが少なかったわけですから)それでも、なんか寂しい感じです。いや逆になぜ自分は、最終的に日南市にとどまってしまったのかとも思ってしまいました。いずれにしても、人生は続いていきます。それぞれ、私を含めて、さらにどのような流転の道をたどっていくのか、感慨に浸るところでした。

楽しかった東小サマー・フエスティバル

 長らくこのコーナーに書き込むことがありませんでしたが、長~い休止期間を経て、また書き綴ってまいりたいと思います。一学期も本当に忙しい日々でした。とりあえず一区切りついたという感じです。7月27日(土)は、サマーフェスティバルがありました。たった三時間の短く感じられる楽しい催しものでしたが、PTA役員の方々のそれまでの準備期間はずっと前からで、当日もテント準備から、掲示物や物品の搬入、装飾、運営と本当に慌ただしく運営していただきました。本当にありがとうございました。私は午前中のちょっとだけ手伝っただけで、大量の汗をかき、ばててしまいました。保護者の方々は元気があってうらやましいですね。「元気」があれば、なんでもできるっていいますが、ほんとうですね。私が当日やったことといったら、開会式のミニ挨拶と閉会式前のお楽しみ抽選会の「くじ引き」だけでしたが、この「抽選会」は、異常な盛り上がりですね。ステージ上から見ていて、本当に子どもたちは真剣なのです。祈るようなしぐさで見つめているのです。一握りの当選する人の一方で、ほとんどは当たらない人ばかりです。それで半泣きでじっと耐えて、ステージの前に多くの子が立ち続けていました。なにかしら、ちょっと辛かったです。それ以外は、ステージを見て、食べてばかりいました。ひっしに学校にやってくる姿とは違う小学生らしい姿が見られて良かったです。吾田東小学校合唱部の演奏もジェスチャーもいれてかわいらしかったです。こんなに部員がいて、すこしびっくりしました。スポーツ少年団も、昔ほど人数は多くないものの、生き生きと取り組んでおりました。のびのびですね。「吾田東小学校職員による出し物」なんていうのもありました。身内でありながらなんするものぞと思っていたら、「ラムネの早飲み競争」でした。これにはPTA会長も体を張って参戦しておりました。さすがに「元気があればなんでもできる!」ですね。自分のラムネを飲む姿を想像してみましたが、ラムネを勢いよくステージ上に戻す姿しか想像できませんでした。元気がないと何もできませんね。いずれにしても楽しい一日をありがとうございました。

インフルエンザ流行の兆しあり

 立春とはいえ、2月も特に寒い日があって当然かと思います。本校のインフルエンザの状況は、先週示した通りで、低い水準で推移していましたが、今週になって罹患者増加の兆しが見え始めました。(下図参照)特に高学年に偏っている状況が見られますが、明日以降の状況も慎重に見守っていきたいと考えております。ご家庭においても、子どもにインフルエンザが疑われる症状が見て取れる場合には、無理をして登校させず、病院受診をお願いします。また、体力の弱い子どもたちにおきましては、マスク着用、手洗い、うがいの励行、長時間における寒い居場所や人混みの回避などにご留意いただきますようよろしくお願いします。
 本日も一年生と幼稚園生・保育園生との「昔の遊び交流会」が行われておりました。おりがみやあやとり、けん玉、コマ回しなどです。さすがに竹馬はなかったなあ。(地域ボランティアから習った部分もあるか。)全員マスクをしての交流会でしたが、一年生ももうすぐちょっとだけ先輩になります。未就学のこどもたちを教えるまではいかなくても、それなりにお手本を示すように頑張っておりました。それにしても、このごろの幼稚園生や保育園生の中には身長の大きい子もいますね。びっくりしてしまいました。

2月4日の給食

 本日は昨日に続いてほっかりと温かい朝となりました。献立は、寒い日を想定しての豚キムチうどん、海っこぶしの酢の物、ミニ米粉パン、そしてエクレアです。豚キムチうどんは、雰囲気とんこつラーメンに似ていますが、勿論うどんが入っているわけで、具材として白菜キムチやにんじん、長ネギだったりしてスープも、ラーメンとは味が異なっておりました。少し珍しい献立でした。海っこぶしの酢の物も、味の調合がよく、おもいっきり食べることができました。「海っこ節」は、別名「かつおしょうゆ節」。どこの家庭でも日常的につくられ、庶民の味として今日まで親しまれてきたとのこと。日南市漁協女性部加工グループの方々が、大堂津漁港で水揚げされたカツオを材料に、添加物を一切使わない伝統製法で仕上げたものです。一連の工程は全て手作業のため、完成まで2日掛かるほどのこだわりがあり、宮崎のカツオを使ったこだわりの逸品として有名らしいです。エクレアは、給食用で小ぶりですが、これまたおいしいスイーツでした。
 

避難訓練が実施されました

 本日は、朝から快晴。インフルエンザでの欠席者も8名ということで、今週は10名を越えない数字で推移しています。さて2校時と3校時の間のぐんぐんの時間に火災を想定しての避難訓練が実施されました。出火設定場所は、家庭科室。子どもたちは「お・は・し・も」(分からない方は、子どもに覚えているか質問してみてください)を守って避難できました。訓練ということで緊迫感はさすがにないものの、真剣に行動し、運動場の南側に全校集会の隊形で集合しました。上級生が立派な態度で模範を示すことができていますので、低・中学年の子どもたちも見習うことができると思っています。避難する前に、子どもたちは各教室で、火事の恐ろしさや避難経路、避難の仕方をなど学習していますので、火災の原因などもよく知っていました。「たばこの不始末」「コンロの火の消し忘れ」などなどです。そして自分たちに関わることとして「火遊びは絶対にしない!」ということも学習しているようでした。是非とも肝に銘じてほしいことです。
 1995年に起こった阪神・淡路大震災では、東北大震災と違って、地震火災が多かったとのことですが、30年以内に発生する確率が高いと云われている南海トラフ沖地震が、もし現実に起きてしまったらと思うと、恐怖以外のなにものでもありません。学ぶ。備える。逃げる。助け合う。励まし合うぐらいしかないのでしょうか。その時、自分は疑うにちがいありません。今目の前の光景は、夢なのか現実なのかということを。