財光寺小学校からのお知らせ

学校・学年の様子

千客万来

 昨日は、仙台市教育委員会「学びの連携推進室」の先生方3名が来校され、本校が進めているキャリア教育を視察して頂きました。遠く東北の地から、わざわざ財光寺小学校に来ていただき、恐縮したのですが、本校職員にとっても学びの機会となりました。
 視察の中で、本校5年2組の森﨑と「はまぐり碁石の里」の黒木宏二様のコラボ授業を見て頂いたのですが、両者の綿密な事前打ち合わせに裏付けされてた授業に、視察された仙台の方も感激されていました。その後の協議会の中でも感じたのですが、キャリア教育を充実させるには、教師の授業力と「大人(よのなか先生等)の強い想い」が大切であると再認識しました。
 また、本日は、日南市教育委員会から3名の視察を受け入れました。
テーマはICT教育です。教務主任の谷の綿密な準備の元に進められた説明は圧巻でした。
ICT機器を使った授業は、留奥、野添の6年生担任が見せてくれました。日南市の方々は口々に先生方の指導力の高さを称賛されていました。
 こうして、多くの方々に見てもらえるのは職員の指導力向上のためにも有り難いことです。
様々な配慮をして頂いた関係者の皆様有り難うございました。



校長通信

寒くなりましたね。
しかし、子供たちの挨拶の声は元気です。
CRTテストも終わり、学習もいよいよ総まとめ。
がんばりどころです。
さて、校長通信を出しました。
ご覧下さい。
第10号.pdf

いいことを聞きました

本校で、インフルエンザは蔓延していませんが、その予防と対策とその裏の意味を昨日の財光寺中学校3校合同学校保健委員会で学べました。
 九州保健福祉大学の佐藤教授の話でした。
以下概要
インフルエンザ予防は、家族を守るためには、しっかりやらないと大変なことになります。
 ①家庭内に一人でも患者が出たら、症状が出ていない家族も外部接触を避け、予防に徹する。
 【理由】症状で出てなくても、ウィルス感染者である可能性があるし、免疫力の落ちている方(65歳以上)に感染させてしまうと、かなりの確率で肺炎を併発させて重篤な状況になってしまう。
 ②インフルエンザである可能性を医療機関受診時に必ず、医師に伝える。
   例えば、学校ではやっている、急な悪寒があるなど
 【理由】しっかりと患者自体の状況を伝えないと、ただの風邪と診断され、即応性のある対応ができないし、間違った薬の処方や服薬にもつながってしまう。
 ③手洗いをしっかりやる。
   パソコンキーボードの汚れは、トイレノブの100倍。石けんでしっかり洗うのは大切。
 【理由】ウィルスの膜は油溶性であり、石けんで洗うことで膜を壊し活動できなくさせる。
 ④寒くても換気
 【理由】市販の空気清浄機では空気の入れ換えは時間がかかる。窓を10分開けて風邪を通したらウィルス量は1/1000になる。
 ⑤部屋の中の湿度を保つ
 【理由】ウィルスの浮遊を、湿気を高めて抑制する。
 ⑥マスクの正しい着用
 【理由】正しく着用するだけで予防効率が上がるし、顔付近の湿気保持ができる。
 ⑦歯磨きをしっかり、部屋はきれいに
 【理由】歯磨きだけで口腔内のウィルスがかなり除去されるし、部屋の綿埃に潜むインフルエンザにかかりすくするダニを減らせる。  
 インフルエンザを甘く見ない。
 過去に出現してない新型も予想される。通常の季節型インフルエンザ予防ができない人が新型だけ予防なんてできない。日常を見直そうという話でした。

学級懇談等で確認していただき、予防意識の強い集団になることを期待しています。



薬物から身を守ろう

 15日(金) 学校薬剤師の先生をお招きして薬物乱用防止教室を6年生対象に行いました。お話の内容は、①薬の正しい飲み方②たばこの話③お酒の話④薬物乱用(危険ドラッグ)の4つでした。導入は先生の将来の夢のお話でした。これから希望に満ちた中学生になるにあたって、たばこやお酒などは健康を阻害することになり、将来の夢や希望、家族や友人も失ってしまうことにつながるということで、身近な問題としてとらえることができました。
 先生のお話のあとは、上手な断り方のロールプレイを行いました。子どもたちの身近なところにいろいろな誘惑があり、友だちや先輩からたばこなどを誘われるかも知れません。どのように断ればよいかみんなで考えました。
 まずは、健康第一。自分の体は自分で守る。今日の学習で、薬物が体に及ぼす悪影響を十分に学びました。また、誘惑に負けない強い心をもつことの大切さも学びました。今日の学びを生涯にわたって活かしてほしいものです。


素質を感じてコミュニケーション

 昨日は、日向市PTA研究会があり、子育て・女性研究家の「外山とも子」さんのお話を伺うことができました。
 思春期の子供たちの体が大きく変化するように、心も大きく変わろうとするエネルーギーで満たされている。そして、そのエネルギーの相手をする母親も女性ホルモンの変化の時期を迎えていることも多く、親が子どもを理解しようとする努力と子どもが親を理解しようとする努力が双方向的に必要である。親の先天的素質と子どもの先天的素質は違うのだから、考えるスピードや興味が違うことは当然のことで、その子のよさを見つけて認めていくとが大切であることなど、多くの示唆をいただけました。
 昨日は、同時に日向4校(日向、日向工業、富島、門川)の高校生のQアンドAもあり、高校生の未来に向かう真っ直ぐな気持ちに触れることもできました。
 最後は、小中高校生9名の意見発表でした。
 本校から、6年生の青木さんが堂々とした発表を披露できました。
 本番は、数分で終わりますが、そこに至るまでの努力がなされていたことが、その態度から容易に想像ができ、頭が下がる思いでした。

 こういう会は、自分や自分の子育てを振り返る良いチャンスです。
 人は、良いと思えたことでも、悲しいかなすぐに忘れてしまいがちです。
ですから、こういった学びの機会に多くの方が参加して頂けるようになることを願っています。