朝の時間は、図書司書の多田先生による読み聞かせと本の紹介でした。
昨日の鑑賞教室で「学校と地域を結ぶ唄」として、日南市の「シャンシャン馬道中唄」が紹介されたことにちなんで、「花嫁」という紙芝居を読んでくださいました。結婚式の当日花嫁は、朝早くから髪結いさんによって着付けが行われ、その後母から筥迫(はこせこ:化粧品を入れる物)を受け取り、両親に最後の挨拶をし、花婿宅へ行くという内容でした。
本の紹介も、色々な日本の文化に親しむ本が紹介されました。
2~4校時は、大堂津小学校で「細田地区合同鑑賞教室~学校と地域を結ぶ村上三絃道コンサート~」が行われました。津軽三味線合奏曲から始まり、全12曲聴きました。三味線の迫力ある演奏に子ども達も職員も感動しました。
「阿波踊り」は、曲に合わせて子ども達が踊りに参加し、「ソーラン節」は、大堂津小6年生と細田中1年生がステージ前で踊りを披露してくれました。「チャレンジ・ザ・和楽器」では、叶夢さんが三味線、悠馬さんが拍子木に挑戦しました。
閉会行事で、村上三絃道様より各学校にCDをいただきました。早速、本日の給食時間に流しました。子ども達のお気に入りは、楽しそうに演奏をしていた「太陽じょんがら」や「えいえい!えいさー!」だったようです。
月曜日のクラブ活動は、各家庭から段ボールを持ち寄り、全員が入れる段ボールハウスを製作しました。その日だけでは出来上がらず、昨日ようやく完成しました。「どんな家にする?」「屋根を三角形にするにはどうすればどうすればいいかな?」「ここに小窓を作ろう!」など色々アイデアを出し合いながら製作していました。
今日の2~4校時は、南那珂森林組合の江藤様を講師に招き、飫肥杉学習を行いました。
事前に、子ども達からの質問を受け、分かりやすく冊子を作って持って来てくださいました。実験では、①杉の板は繊維に沿って力を入れるとどうなるか?②逆に繊維に逆らって力を入れるとどうなるか?③バケツの水に浮かぶのか?をしました。
宮崎県は、「33年連続杉の生産量日本一ということ」や「杉の苗を植えた後も6年間は草刈りをし、大事に育てられていること」、「加工すればお酒にもなる」など、初めて知ることが多く、貴重なまなびの時間となりました。
最後に児童代表として結々さんが「飫肥杉のことが学べてよかったです。」とお礼を述べました。
江藤様、本日はありがとうございました。
朝の時間は、廣中さんによる読み聞かせでした。今日は、「ごめんね でてこい」でした。
大好きなおばあちゃんが、家の工事をする間、はなちゃんと一緒に暮らすことになりました。でも、おばあちゃんは、はなちゃんのすることに対して「でもね・・・」と言って注意するのです。いつもと違う生活にだんだんもやもやがたまってしまい「おばあちゃんなんて、きらい!」と言ってしまうのです。本当は謝りたいのに「ごめんね」のひと言がどうしても言えないという内容でした。
いつもより、少し長い読み聞かせとなりましたが、よくおじいちゃんやおばあちゃんの家に遊びに行く子ども達は、静かに聞き入っている様子でした。