日誌

学校の様子

第9回日南市「新春子どもの声を聴く会」

 1月25日(木)、平成30年度第9回日南市「新春子どもの声を聴く会」が南郷ハートフルセンターで開催されました。
 本校からは、6年生の小柊さんが代表で参加しました。これまでの学校生活を語った内容だったので、臆することなく堂々と立派に発表することができました。満足感や達成感を十分に味わえたようです。卒業まで大窪小を頼みますね。発表原稿を紹介します。

「たった1人の6年生」       大窪小学校 6年 坂元 小柊

 平成23年4月、ぼくは、大窪小に入学しました。入学生は、1人。ぼくだけでした。

それから、ぼくたちの学校は、毎年「1人だけの入学式」が続き、今年の4月、とうとう全校児童が、6人になってしまいました。だから、ぼくたちの学校は1年から6年までで3学級、どの学級も2人ずつです。ぼくは6年生になりました。

 ぼくが、5年生の時は、6年生が4人いました。だから、6年生のことを毎日見ていてもそんなに大変そうに見えませんでした。しかし、たった1人の6年生の大変さは、ぼくの想像を超えるものでした。

 高学年の仕事である、旗の揚げ下ろしは、毎日5年生と2人でしないといけなくなりました。

 給食は、毎日、全校児童と先生方で、オレンジレストランという教室で食べます。給食当番は、3年生からしますが、1年間ずっと給食当番です。

  昼休みは、ほとんどみんなで遊びます。下級生の遊べる遊びを考えて、遊ぶようにしています。

 いろいろな行事の児童代表あいさつは、いつも6年生であるぼくがします。陸上教室の選手宣誓も、今年度は、大窪小の担当で、ぼくがしました。何かあるたびに、「えーっ、またぼく。」といつも思っていました。でも、2学期の終わりに、担任の先生から、

「三学期からあいさつを五年生にしてもらいます。」

と言われたとき、ぼくは、とっさに、

「ぼくがします。」

と言っていました。卒業までは、ぼくがやりたいと思ったからです。

  卒業までのあと数ヶ月。たった1人の6年生としての責任をしっかり果たし、大窪小を卒業します。

給食感謝集会

 1月24日(水)、中央調理場から調理員の福江洋美さんをお招きして、給食感謝集会を行いました。
 始めに、給食委員会の2人が「背中をシャキットマン!姿勢を良くして給食を食べよう!」をテーマに、食事のマナーや食物の消化吸収についての発表をしました。
 次に、福江さんから給食についてお話をしていただきました。低学年の背丈ほどもある大きなしゃもじ”スパテラ”という道具などを使って、約3000名分の給食を毎日作っていらっしゃることを伺って、みんなびっくりしました。大量の食材の処理は、機械も使うようですが手作業も多く、大変だなあと改めて思いました。
 最後に、全校児童で書いたお礼の手紙を福江さんに贈呈しました。いつもおいしい給食をありがとうございます。これからも、お体に気をつけて、給食を作ってください。


卒業式に向けて~全校音楽~

 1月23日(火)、3時間目に全校音楽がありました。卒業式の歌の練習の第1回目でした。「また会う日までさようなら」「旅立ちの日に」「きっと」の3曲を歌います。全員で合唱するところ、卒業生が一人で歌うところ、在校生が歌うところを確認しました。
 卒業式当日、心を込めて歌えるようになるまで練習していきます。ただ、涙で歌えなくなるかもしれませんが・・・。


新春こどもの声を聴く会に向けて

 1月25日(木)は、日南市の小中学生が一堂に会し、将来の夢や日頃感じたことなど自分の考えを発表する「第6回新春子どもの声を聴く会」が行われます。
 本校から6年生の小柊さんが代表で「たった一人の6年生」と題して、これまで最上級生として下級生を引っ張ってきた心構えや苦労を発表します。
 そこで業間の時間に全校児童、先生方の前で練習を行いました。これまで責任もって頑張ってきたことがよく分かる内容でした。当日は、自信をもって、堂々と胸を張って発表してほしいと思います。

避難訓練

 1月18日(木)、興南防災さんのご協力の下、避難訓練を行いました。今回は、職員室から出火した想定で行いました。
 始めに、3・4年教室でDVDを視聴して、火事の恐ろしさや対処の仕方を学習しました。その後、実際に避難しました。今回の避難経路は、西側非常階段から校舎外に出て、旧給食室裏の出入り口から校外に出るものでした。その駐車帯を1次避難所とします。もしも、さらに危険な場合には、大窪公民館を2次避難所とします。出火場所、風向きなどを考えて、安全に素早く避難できるように指導しました。避難に要した時間は、1分30秒でした。みんな真剣に取り組みました。
 あと一つ考えられる避難経路は、児童玄関から運動場へ避難する経路です。地震や不審者などで避難する際に考えられる経路です。どんな場合でも、命の危険を感じたときに自分の命は自分でしっかり守られる術を身に付けられるように、今後も指導をしていきます。


給食感謝集会を前に

 1月の生活目標は、「給食に感謝して食べよう」です。来週24日(水)には、給食感謝集会も予定されています。
 さて、17日(水)の読み聞かせは、保健室の手塚先生の担当でした。『夢は牛のお医者さん』(作:時田美昭、絵:江頭路子)を読んでくださいました。
 新潟県の山あいにある小さな小学校に3頭の子牛が“入学”してきて、子どもたちが懸命に牛の世話をするなか、命の大切を学んだり、夢へ向かって、あきらめずに努力していくことの大切さを教えてくれるお話でした。
 これからも毎日給食で、命を「いただきます」。感謝して残さず食べたいものです。そして、自分の夢に向かって頑張っていきましょう。

CRT学力検査

 1月16日(火)、CRT学力検査を実施しました。今年度から全学年実施し、各学年の学習内容の定着度を確認して、今後の指導に役立ていきます。
 子どもたちは、国語と算数に取り組みました。4年生以上の子どもたちは、みやざき学力学習状況調査や全国学力学習状況調査の経験がありますが、3年生以下の子どもたちにとっては、分量の多いテストに取り組んだ経験はなかったので、大変だったと思います。でも、みんな最後まで粘り強く問題に取り組みました。

学習のまとめを

 本校では、朝の活動の時間や業間の時間に様々な活動を行っています。読み聞かせはもちろん、日南市が進めるキューブタイム、ボランティア、体力づくりタイム等、知・徳・体のバランスを考えた活動を計画しています。
 1月15日(月)の業間は、計算向上タイムを実施しました。今回から、パソコン室で全員に個別指導が行えるように、校長先生や養護の先生等も加えた体制で実施することにしました。
 始めに、百ます計算でウォーミングアップをして、それぞれの学年の内容のプリントを先生が一人一人ついて指導していきます。3月までに、しっかり「できる」ようになるまでみんなでがんばります。

子どもは風の子~真冬の楽しみ~

1月12日(金)、朝から子どもたちの歓声が上がりました。運動場は真っ白、霜柱があちこちにできていました。校門掲示板のガラス窓に氷の結晶を見つけては、「きれい!」。プールの水が凍っているのを見つけては、先生たちに報告をしていました。

丁度、1・2年生は1時間目が生活科だったので、外で冬探しをしていました。霜柱を手にとって観察したり、プールの氷も触ったりしました。排水溝の鉄のフタにシューズがくっついて、びっくりしていました。
 さすが子どもは風の子です。いくら寒くても元気よく外で楽しく遊べます。冷たい氷や霜柱を嬉しそうに扱う姿がとてもかわいいです。

朝の読み聞かせ

 1月10日(水)、朝の活動は、読み聞かせボランティア廣中さんの読み聞かせでした。始めに「おめでとうおひさま」(作:中川ひろたか、絵:片山健)を読んでいただきました。目標を立てることは大切ですが、無理をしては長続きがしません。「できるだけ」という言葉で、なんだかホッと肩の力が抜けるような気がする、心温まるお話でした。次に「おもち一つでだんまりくらべ」(作:大川悦生、絵:二俣英五郎)を読んでくださいました。お餅の大好きなおじいさんとおばあさんが出てくる昔話でとても楽しかったです。どちらもお正月にちなんだものでした。いつもその季節や時期にあった絵本を選んでくださり、ありがとうございます。今年もよろしくお願いします。

3学期始業式

 1月9日(火)、子どもたちの明るい声が学校に戻ってきました。明けましておめでとうございます。3学期がスタートしました。冬休み中にインフルエンザになった人もいたようですが、6名全員そろったことが何よりも嬉しく思います。
 始業式では、4年生の優さんが「3学期にがんばりたいこと」を発表しました。苦手なことに進んでチャレンジして,克服していきたいと力強く述べました。
 次に、校長先生が目標を立てて取り組んでいくことの大切さを話されました。しっかり今の学年のまとめをして進級できるように、先生たちも一緒に頑張っていきたいと思います。
 始業式後、善行児童の表彰を行いました。善行児童の表彰は一般財団法人椎屋恵進会のご厚意よるものです。今年度は、たった一人の最上級生ということで、いろんな場面でがんばってきた小柊さんに贈られました。残り3ヶ月間もしっかり大窪小をリードしていってほしいと思います。
 
 

2学期終業式

 12月22日(金)、2学期の終業式を行いました。初めに、3年生の夢さんが「2学期すごくがんばったこと」を発表しました。苦手だったことを克服し、これからも努力していくことを力強く発表しました。その後、校長先生から2学期の振り返りと古くから伝わる日本のお正月の文化についてのお話がありました。それから、2学期にがんばったみんなの表彰式をしました。作文や読書感想画など全員が賞状をいただきました。本当によく頑張った2学期でした。明日から冬休みに入ります。年越しそばやお雑煮を食べたり、日頃会わない親戚の方々と過ごしたり、年末年始らしい有意義なお休みにしてほしいと思います。くれぐれも体調管理だけには気をつけましょう。元気に新学期に会えるのを楽しみにしています。


2学期最後の読み聞かせ

 12月20日(水)、朝の活動は読み聞かせでした。今日は増田先生が、「てまりのき」(作あまんきみこ)と「きりかぶ」(作なかやみわ)を読んでくださいました。12月は、毎月読んでくださる読み聞かせボランティアの廣中さんと松岡先生も読んでくださいました。冬休みも読書にも励んでほしいと思います。

見事完走!持久走大会

 12月14日(木)、校内持久走大会を行いました。お忙しい中、たくさんの保護者の皆様に応援に来ていただき、本当にありがとうございました。子どもたちは、これまで目標タイムを設定して毎日練習に励んできました。みんなその成果を発揮して、声援を追い風にして見事目標タイムを上回り完走しました。力強い走りをご覧ください。これからも、寒さに負けず体力向上を目指していきます。


これは、何でしょう?



 学校敷地西側のビワの木に写真のような実がぶら下がっていました。給食の時間に子どもたちに見せたところ「あ~、食べたことある。」「家の裏になってた。」とリアクションは思ったより小さく残念。
 これは、「コッコ」という果物です。アケビに似た植物で正式名称は「ムベ:アケビ科ムベ属の常緑つる性木本植物」だそうです。方言でいろんな呼び名があるそうです。子どもたちのリアクションから、それだけ大窪は、豊かな自然に囲まれているんだなあと改めて思いました。
 ちなみに、実の中にある黒い種の周りのねばねばした部分を食べます。とても甘くておいしかったです。

本物の舞台芸術にふれて~アートインAsibinaのみなさんへ~

 子どもたちが鑑賞後、劇団員の方々へのお手紙という形で感想をまとめました。

6年 坂元 小柊

 ぼくが、心に残ったことは、2つあります。1つ目は、3人でいろいろな声や動きを楽しくえんぎしていたところですが、すごいなあと思いました。2つ目は、不思議な楽器です。こすったり、はじいたりする楽器でした。とても音がきれいでした。大堂津小の4年生もとてもいいえんぎでした。ありがとうございました。

 

5年 湯地 隼斗

 ぼくが心に残ったことは、2つあります。1つ目は、声でいろいろな音を表現していたところです。なだれの音や虫の声がリアルですごいなと思いました。2つ目は、不思議な楽器です。紙コップと糸でつくられた楽器をこすったりはじいたりして音を出して音楽をひいていたのですごいと思いました。

 

4年 髙橋 優

 わたしは、ランと魚がなかよくなる所が心に残りました。それは、ねこなら魚を食べるのに、ランと魚はなかよくなっていたので心に残りました。それに、声や動きを変えることで、いろんな役を表げんしている所がすごいなあと思いました。音楽も良くて、オカリナの高い音と低い音が合わさっていてきれいな音楽ができていました。ストリングラフィは、初めて見て、おもしろい楽器だなあと思いました。わたしもいつかやってみたいです。

 

3年 田中 夢

 わたしが一番心にのこったのは、ランが魚を食べた所です。それは、ずっと友だちだった魚をほかのねこから守るために食べたからです。えんじているみなさんを見て、たった3人でいしょうをかえずに、やくをえんじられたのがすごいなあと思いました。それに、音楽もすてきでした。とくに、オカリナの高い音とひくい音が合うところがすきでした。

 

2年 杉田 竜馬

 きょうは、たのしいげきを見せてくださってありがとうございます。ぼくが1ばんすきなところは、いろんな楽きと声で虫のなき声をあらわしていたところです。とてもすごいと思いました。それとさいごに魚が、「ぼくを食べて」と言ったところがかなしいと思いました。

 

1年 田中 心

 きょうはたのしいげきを見せてくださってありがとうございます。がっきをひいているときのかおがおもしろかったです。おともだちが「ぼくをたべて」といったところがかなしかったです。またきてください。

鑑賞教室

 12月8日(金)、大堂津小学校で鑑賞教室が行われました。
 文化庁による事業で、一流の文化芸術団体が、小学校において公演し、子どもたちが優れた舞台芸術を鑑賞する機会を得ることにより、子どもたちの発想力やコミュニケーション能力の育成、将来の芸術家の育成や国民の芸術鑑賞能力の向上につなげることを目的としているものでした。
 当日は、特定非営利活動法人アートインAsibinaの俳優さんと大堂津小の4年生が公演した、演劇「ねこはしる」を鑑賞しました。後日、6人の感想をお知らせします。



体力づくりタイム~寒さに負けず、自分と競争~

 11月に入ってからの「体力づくりタイム」は持久走(5分間走)と縄跳び運動を行っています。今日は、運動場東側の銀杏の木がとてもきれいな朝でした。銀杏の木をバックに子どもたちが頑張っている姿をご覧ください。
 12月14日(木)午前10時05分から持久走大会を行います。応援よろしくお願いします。



参観日・第2回学校保健委員会

 12月1日(金)、今学期最後の参観日でした。
 1・2年生と3・4年生は学級活動で自分の体についての学習、5・6年生は先日猪崎鼻見学で学んだことをプレゼンにまとめた発表を参観してもらいました。
 その後、第2回学校保健委員会(第6回家庭教育学級)として、講師におっぱいハウス池田助産院から堀田江理先生をお招きして、「命・性ってすばらしい」と題して、体験活動を交えた講話をしていただきました。生命誕生の神秘的なこと、生まれてきた命のかけがえのないことなど、実体験をもとにしたお話や模型や疑似体験を通して学びました。

学校支援訪問

 11月28日(火)、中部教育事務所、日南市教育委員会から黒木教育長をはじめ7名の先生方が本校を訪問されました。学校の取組についての話し合いや研究授業などを行いました。
 研究授業では、1・2年生がしっかり学習する姿を訪問された方々が褒めてくださいました。他の学年のみんなもよくがんばりました。
 「小さいからこそ”キラリ”と光る学校」をめざすこれまでの取組については、新たな視点を示唆していただいたり、改善・工夫をする点をご指摘いただいたりしました。今後の学校運営に生かていきたいと思います。とても有意義な学校支援訪問になりました。ありがとうございました。