宮崎県(みやざきけん) 日南市立(にちなんしりつ) 吾田東(あがたひがし)小学校のHPです!

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ホッタイモユズットナウ

 昨日給食の検食をしていると、4年生のこどもたちがどやどやと「エクススキューズミ―」と言いながら入ってきました。グループごとの行動だったのでしょうか。「今から英語で質問するので、英語で答えてください」と挑戦してきたのです。おおっと、身構えてしまいました。あらたまって、どんな難しい質問をしようとしているのか。内心びくびくしてしまいました。で「マイ ネーム イズ 〇〇」と自己紹介をしたあと、「ホッタイモユズットナウ」と聞こえるような質問をしてきました。アハーン、時間を尋ねているのだなあと思い、「イッツ イレブン ~」と答えるとみんなきょとんとした感じ。次のグループも同じ質問をするものですから、時刻を答えるときょとんとした感じです。そこで、「その質問用紙を見せてごらん」というと、子どもたちのメモ用紙には、カタカナで「ホワットタイムイズイットナウ」らしき言葉がカタカナで書いてありました。やっぱり時間が聞きたかったのだあ。次から次にやってくるグループに答えていくと、「じゃくてぇ~好きな時間を聴いているのです」ということでした。そこで「給食や就寝時間」と答えると、なるほどと言って、なにやら書き留めどやどやと帰っていきました。これはいったい何に使うのでしょうか。
 本日の献立は、サンマの甘露煮、けんちん汁、甘酢和え、十五夜ゼリーです。今週はわりと和食の日が続きました。サンマは不漁だというけれど、冷凍サンマだったのかな。

子どもの感性

 学校には、昔から全校集会というのがあります。全校生徒が整列して、校長や生徒指導の先生などから有難い話を聞いたり、校歌を歌ったりする集会です。小学校にも中学校にもあります。二つの校種を経験してみて思うことは、私の話のなかで、疑問文形式の話し方をすると、中学校ではめったに全校生徒の前で挙手して発表する生徒は、ちらほらしかおりませんが、小学校では、特に下学年の子どもは積極的に手を挙げて答えてくれます。思いがけないタイミングで反応してくれるので、ハッとします。昨日の全校集会で、「まず、自分で考えろ!」と「まず、自分で考える!」の違いについて問いかけると、さっと何人かの人が挙手してくれました。三年生の児童に発表してもらうと、前者は、命令されてやらせられる感じだけれども、後者はゆっくりと自分のペースで、考えているような感じがするというような内容を、自分の言葉でしつかりと答えてくれました。私は、二人の発言内容が、すばらしくて感動しました。みんなも大きな拍手をしてくれました。本当に小学生の感性は、小学生だからといって侮れないすばらしいものをもっているなあと感じました。自分で考える時の経過を思い起こして、自分はこのようにして考えているということを発表してくれたのですね。
 さて、今日の給食は、スパゲティナポリタン、グリーンサラダ、ミニチーズパンでした。満足です。

昆虫学習をやっていた

 二学期が始まってまだ三日目。今のところ落ち着いた雰囲気で学校はスタートしています。中庭のカメの三兄弟ものんきに池を泳ぎ回っています。カメたちは自由人です。ある学年では、昆虫当てクイズを楽しくやっていたり、昆虫捕りに捕獲網をもって元気に運動場に出かけたところもあります。本当にバッタやカミキリムシを手づかみすることができるのかしら。私も基本的には一部の愛玩昆虫を除いて虫は大嫌いです。今はもう引退しましたか、ご多分にもれず、「カブトムシ」や「クワガタムシ」を酒谷の山林に命懸けで取りに行き、飼育容器に入れて自分の子どもたちと真剣に楽しんでおりました。今、宮交シティで大昆虫展があっています。けっこうな人気だそうです。子どもは500円、大人は700円です。お盆に家族で宮交シティに遊びに行き、待ち合わせ場所を大昆虫展の前のベンチにしていたので、腰かけてぼっと見ていたら、次から次に親やじいちゃんたちと子どもが入場しておりました。もうけとるなあ~。しかし、子どもたちは勘違いしてもらっては困る。カブトやクワガタは、あんなキレイな所にはおらん。実際に捕りに行ってみると、たとえば早朝に雑草をかき分け、樹液が出ている木に近寄ってごらん。確かに彼らは、樹液に群がっている。しかし、そこには危ないやつらがいる。そうスズメバチだ。とても、麦藁帽子をかぶった子どもとおじいちゃんが一緒に並んで、ハイこんなところにいました。笑顔でポチリ。という感じではない。緊張感をもってテイク&ダッシュである。勿論、五ヶ瀬に勤務したときは、夜必ず、彼らが集まってくる木があった。あんときは、楽だったなあ。ヒラタクワガタやミヤマクワガタなんかを結構楽して集めることができました。ミヤマクワガタは、形はきれいだけど、弱っちい。昆虫の世界にも、いじめの世界はあるものだとおもったところでした。


なんとなく、大昆虫展で、目がくらんで、こんなクリアファイルを買ってみた。でも、ヘラクレスクワガタは、品がない。でかすぎる。やっぱりほどほどがいいなあ。

一学期を振り返って③

 7月14日(日)に日南市文化センターで、なにがしかの文化的な催し物がありました。これに本校の合唱部が参加したわけです。といっても、きちんとした発表の枠というわけではなく、あくまでも「東亜樹ちゃん」というスーパー小学六年生のバックコーラスとしてです。東亜樹ちゃんは、なかなかの才能の持ち主で歌はうまい、語学も堪能で、度胸満点です。近々ヴァイオリンも習うのだそうです。世の中にはいろんな人がいるものだなあ。それで、本校の合唱部になぜ白羽の矢が立ったのかは、わからないのですが、いずれにしても、日南市の文芸会長(ごめんなさい。正式名を忘れたので)T氏が来られて、かなり前に依頼があったのです。亜樹ちゃんとのコラボで後ろで歌ってほしいということで、「天城越え」か「みかんの花咲く頃」なんかを歌ってくれるといいなあということでした。本校F部長の最終的な判断はということで、「みかんの花が咲く頃」となりました。とても上手に当日も歌ってくれました。ただ、マイクは、亜樹ちゃんの声ばかりをひろっていて、本校の子どもたちの美しい声があまり聞こえなかったのは残念…。もっと聞きたかったのにぃ~。そして、歌い終わった後に、本校の子どもたちが、亜樹ちゃんに、コラボしてもらってありがとうと感謝の言葉を述べておりました。本当は、ちと違うような気もするんだけど…。
 ステージ発表後、見に来ていたK先生やI先生と一緒に子どもたちの様子見と、F先生にあいさつをするために、舞台裏へいきました。けれども子どもたちは既に帰っておりました。その後、帰ったわけですが、帰り道妻から、便所で先生と何をこそこそ話しちょったとと言われました。ああ、違うのです。文化会館は、奥まった男子便所の横を通って、舞台裏に行くのです。

仮屋講の夏祭りをのぞいてみた

 本校のサマーフェスタの一週間後、仮屋講の夏まつりに行ってみました。暮れなずむ宮の前公園には、たくさんの人でにぎわっておりました。それどころか、田中副市長や高橋県議、郡司市議をはじめ各地区区長さんなども来賓席に座っておりました。お~けっこう大掛かりな夏祭りでした。本校の子どもたちがステージで楽しく歌っておりました。全然知らない歌です。今流行っている歌なのでしょうか。パプリカだけはわかりました。堂々としたものです。輝いていました。ここでもまた子どもたちの子どもらしさが出ていて、見るのが楽しかったです。ステージ発表に興味をもたず、ぶらぶらと何かを求めて公園内をさまようもの、ステージ近辺でかぶりついて見入っている者様々です。ここでもお楽しみ抽選会がありました。こどもたちの興奮はMAXです。有難いことに、本当はそんなはずではなかったのですが、私も他の来賓の皆様とともにステージに上がるはめになり、くじを抽かせてもらいました。この後、ここでも「ひょっとこ踊り」や「東京オリンピック音頭」なんかが登場しました。女の子たちの中には、一緒に見よう見まねで踊り、上手に踊っている子がおり、とても感激しました。子どもたちの吸収力はすごいなあ。私は有難くも「キビナゴ」とお茶をいただき、子どもたちの元気な姿を見ることができました。よかった、よかった。

1学期を振り返って②

 どんどん遡る前に、思い出したことを一つ。PTA役員の方々は、8時30分に集合し、準備作業を始めたわけですが、お昼は家庭科室でお弁当をいただきました。超微力ではお手伝いしたということで、お弁当をいただきました。あまりの暑さで、やっと冷やし中華の麺を喉に通し、外を眺めると、中庭のカメのことが気にかかり、弁当殻をごみ捨て用のビニール袋に捨てて、池のカメを見に行きました。池には、新しい日よけのすだれがかかり、三匹のカメたちは、水底で涼んでおりました。すだれの縁からカメが上がりやすいように、すだれの縁にブロック石を置いていたのですが、気に食わなかったのか、遊びだったのか、コンクリートブロックは、池の中に蹴り落されていました。仕方ない。池に入って、ブロックをすだれの上に縦置きし、様子を見ることにしました。しばし、鑑賞……。カメはいいなあ。自由人だ!三匹合わせりゃ、カメ等、違うけど「ガメラ」だ。(本当は、ゴジラに対抗するためにガメラになったらしい。語尾にラをつけると怪獣になるらしい)さてと、家庭科室に戻ってくると、目に入ったのが、ごみ袋。ちゃーんと、廃プラと燃えるゴミが分別されてあったのです。全く気づきませんでした。慌てて汚れたまんま捨てた弁当殻を取り出そうとすると、Sさんがえへへへへ~。「校長先生、大丈夫ですよ。私がしておきましたから。」と声をかけてもらいました。ありがとう。今や廃プラ処理は大きな環境問題、ましてや汚れた廃プラはもっと問題。申し訳なく思ったしだいでした。

一学期を振り返って①

 なかなか忙しくって、書くことができなかったこの日記を、遡る形で書き足していこうと思っています。今日は、7月23日に行われた「退職者説明会」について書こうと思います。といっても、その中身の研修のことではなく、そこから感じたことを書いていこうと思います。私が教員になったのは、昭和57年4月のこと。私の出た教育学部の中学校・国語課程は7名でした。みんな公立か私立かの国語の教員になりました。南那珂地区に配置されたのは、私一人だけでしたが、小学校の先生の新規採用は、たくさんおられ、全体でみれば、相当数の先生が採用されています。けれども、その退職説明会で見た先生方、つまりゴールテープを目前にしている方を見回してみると、最初の赴任地日南市を離れている人が多いように思いました。(当たり前といえば、当たり前ですね。そもそも日南市出身の先生そのものが少なかったわけですから)それでも、なんか寂しい感じです。いや逆になぜ自分は、最終的に日南市にとどまってしまったのかとも思ってしまいました。いずれにしても、人生は続いていきます。それぞれ、私を含めて、さらにどのような流転の道をたどっていくのか、感慨に浸るところでした。

楽しかった東小サマー・フエスティバル

 長らくこのコーナーに書き込むことがありませんでしたが、長~い休止期間を経て、また書き綴ってまいりたいと思います。一学期も本当に忙しい日々でした。とりあえず一区切りついたという感じです。7月27日(土)は、サマーフェスティバルがありました。たった三時間の短く感じられる楽しい催しものでしたが、PTA役員の方々のそれまでの準備期間はずっと前からで、当日もテント準備から、掲示物や物品の搬入、装飾、運営と本当に慌ただしく運営していただきました。本当にありがとうございました。私は午前中のちょっとだけ手伝っただけで、大量の汗をかき、ばててしまいました。保護者の方々は元気があってうらやましいですね。「元気」があれば、なんでもできるっていいますが、ほんとうですね。私が当日やったことといったら、開会式のミニ挨拶と閉会式前のお楽しみ抽選会の「くじ引き」だけでしたが、この「抽選会」は、異常な盛り上がりですね。ステージ上から見ていて、本当に子どもたちは真剣なのです。祈るようなしぐさで見つめているのです。一握りの当選する人の一方で、ほとんどは当たらない人ばかりです。それで半泣きでじっと耐えて、ステージの前に多くの子が立ち続けていました。なにかしら、ちょっと辛かったです。それ以外は、ステージを見て、食べてばかりいました。ひっしに学校にやってくる姿とは違う小学生らしい姿が見られて良かったです。吾田東小学校合唱部の演奏もジェスチャーもいれてかわいらしかったです。こんなに部員がいて、すこしびっくりしました。スポーツ少年団も、昔ほど人数は多くないものの、生き生きと取り組んでおりました。のびのびですね。「吾田東小学校職員による出し物」なんていうのもありました。身内でありながらなんするものぞと思っていたら、「ラムネの早飲み競争」でした。これにはPTA会長も体を張って参戦しておりました。さすがに「元気があればなんでもできる!」ですね。自分のラムネを飲む姿を想像してみましたが、ラムネを勢いよくステージ上に戻す姿しか想像できませんでした。元気がないと何もできませんね。いずれにしても楽しい一日をありがとうございました。

インフルエンザ流行の兆しあり

 立春とはいえ、2月も特に寒い日があって当然かと思います。本校のインフルエンザの状況は、先週示した通りで、低い水準で推移していましたが、今週になって罹患者増加の兆しが見え始めました。(下図参照)特に高学年に偏っている状況が見られますが、明日以降の状況も慎重に見守っていきたいと考えております。ご家庭においても、子どもにインフルエンザが疑われる症状が見て取れる場合には、無理をして登校させず、病院受診をお願いします。また、体力の弱い子どもたちにおきましては、マスク着用、手洗い、うがいの励行、長時間における寒い居場所や人混みの回避などにご留意いただきますようよろしくお願いします。
 本日も一年生と幼稚園生・保育園生との「昔の遊び交流会」が行われておりました。おりがみやあやとり、けん玉、コマ回しなどです。さすがに竹馬はなかったなあ。(地域ボランティアから習った部分もあるか。)全員マスクをしての交流会でしたが、一年生ももうすぐちょっとだけ先輩になります。未就学のこどもたちを教えるまではいかなくても、それなりにお手本を示すように頑張っておりました。それにしても、このごろの幼稚園生や保育園生の中には身長の大きい子もいますね。びっくりしてしまいました。

2月4日の給食

 本日は昨日に続いてほっかりと温かい朝となりました。献立は、寒い日を想定しての豚キムチうどん、海っこぶしの酢の物、ミニ米粉パン、そしてエクレアです。豚キムチうどんは、雰囲気とんこつラーメンに似ていますが、勿論うどんが入っているわけで、具材として白菜キムチやにんじん、長ネギだったりしてスープも、ラーメンとは味が異なっておりました。少し珍しい献立でした。海っこぶしの酢の物も、味の調合がよく、おもいっきり食べることができました。「海っこ節」は、別名「かつおしょうゆ節」。どこの家庭でも日常的につくられ、庶民の味として今日まで親しまれてきたとのこと。日南市漁協女性部加工グループの方々が、大堂津漁港で水揚げされたカツオを材料に、添加物を一切使わない伝統製法で仕上げたものです。一連の工程は全て手作業のため、完成まで2日掛かるほどのこだわりがあり、宮崎のカツオを使ったこだわりの逸品として有名らしいです。エクレアは、給食用で小ぶりですが、これまたおいしいスイーツでした。