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2020年1月の記事一覧

今日の給食(142)


お待たせしました。
今日の給食の時間です。

今日の献立は「コーンスープ」「アジの磯の香フライ」「茹でキャベツ」
「わかめご飯」「プチクレープ イチゴ」です。



「コーンスープ」はゆったりとしていて、
あまりとろみが付けられておらず、
コーンの香ただようちょうどいい加減のスープになっておりました。

先日の「大豆の磯煮」が、ひじきで「磯」を表現していましたが
本日は「アオサ」で「磯の香」を表現するという
何とも日本人らしい献立ですね。

そのあたりの香りに関する風流さは、
よその国の人にはなかなか理解できないところですね。

ALTの先生から「磯の香」ってどういう意味ですか?
と聞かれてもなかなか説明するのが難しいですね。

日本語で表現すると
「砂浜ではない岩でできた海岸線に打ち寄せる波と
 そこにある海藻や小さな生き物のにおいが
 漂ってくるときに感じるかすかないいにおい」
とでもなるのでしょうが、・・・・・

翻訳ソフトで変換すると・・・・

With the wave which washes a coastline
 made of the rock which isn't a sandy beach.
 The smell of the seaweed
which is there and the small creature.
The faint good smell which is felt when floating

ALTの先生にこの文章を見せてわかるかと尋ねたら、
?????
でしたので、Google先生もたまにはあてにならないのですね。

ともあれ、風邪のせいで鼻水・鼻づまりのひどい私でも
アオサのいい香りを感じることができたのは不思議なことでした。

もっとも、イチゴクレープの方は「冷たい」
としか感じなかったので、
単なる好みの問題かもしれませんね。

ちなみに、
「ジス ディッシュ スメルズ グッ。
 ウイ セイ ジス スメル イズ いそのか」
と言ったら、
「オウ ナイス」
と言っておりました。
 
(校長)



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Google先生が教えてくれないものⅡ


Google先生が教えてくれないものは
ほかにないのかな?
とあれこれ考えていましたが・・・・・





これなんかもそうですね。

ずっと前から気になっていたのですが、
宮村の5・6年生が給食のお手伝いに行くときには
このように、エプロンのひもを後ろで蝶結びにしなければなりません。

この蝶結びがまた、ほぼ全員がこのように
美しくちょうちょのように飛んでいます。

下手をすると縦結びになって
蝶々が墜落しそうになります。

お若いお母さん方はこれが結構難しく
きちんと結べる方は少ないとも聞いています。

6年生に聞いたところ
「当たり前です。」
「普通です。」
といっていましたが、

全員でなくとも
このようにきちんと結べる子供が多いと言う事は
日本の文化を継承するという意味で
大切なことであるし、
Google先生は教えてくれませんね。

宮村小学校の伝統教育の成果に
再び安心。
(校長)
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Google先生が教えてくれないもの


お昼のGoogle先生の話を書いておきながら
じゃあどうすればいいのかな?
などと考えておりまして・・・

先日3年生の行った授業のことを思い出しました。




何をしているかというと・・・・


図工で「音の出る楽器」というものをつくったらしく、
それぞれの作品をもって1年生の教室にお披露目に行っておりました。





音の出し方を工夫した作品をもって、
ちょうど「さんぽ」を披露していたところでした。

伝統教育の清掃活動でも触れましたが、
こういう体験的なことは、
知識だけではないので、

自分が何かして相手が喜んでくれたとか
相手が喜んでくれたのでよかったとか、

Google先生は教えてくれないことですね。

そういう意味では、
私たち教師や学校の存在感も
まだまだ、捨てたものではないと・・・・

ちょっと安心。
(校長)
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今日の給食(141)


お待たせしました。
今日の給食の時間です。

今日の献立は「野菜と肉団子のスープ」「ジャーマンポテト」「黒糖パン」です。



野菜と肉団子のスープは、
肉団子からいろいろな肉のだしとうまみが溶け出しており、
それらが柔らかく煮込まれた野菜とうまくからんで
おいしくいただけました。

ニンジンなどが苦手な子も
いつの間にか食べることができてのではないかと
思いました。

体が温まる上に、
知らず知らずに野菜嫌いも克服できて
素晴らしい献立だと思いました。

また、ジャーマンポテトは調べてみますと
「ドイツ料理」ではないとのことで、
ドイツで料理屋さんに行って

Ich möchte deutsche Kartoffeln, bitte.

(ジャーマンポテトをください)
といっても、 

So etwas gibt es in unserem Laden nicht.

(うちの店にそんなものはおいてないよ。)


と、言われそうですね。

あってますかね?このドイツ語。

これは、わたしがドイツ語もペラペラだと自慢したかったのではなく、
今の世の中、グ〇グル先生がいろんなことを教えてくれるよね、
ということであり、

時々、私たちが学校で教える知識とは何なんだろう
と、思ってしまいます。
(校長)
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今日の給食(140)


お待たせしました。
今日の給食の時間です。

今日の献立は「大豆の磯煮」「アーモンド和え」「ごはん」です。



大豆の磯煮は、大豆とともにジャガイモも
柔らかくほくほくと仕上げてありまして
アーモンド和えとともに甘めの味付けでおいしくいただけました。

今日は、「大豆のイソブラボン」とともに
「ひじきの鉄分」もとれ、
お肌や白髪にやさしい給食であるとともに
貧血防止にも・・・・

と書きかけて調べてみますと、・・・・

なんと、

ひじきの鉄分は調理する際に大きな鉄窯
(五右衛門ぶろの風呂釜ようなもの)で煮ていたため
その鉄窯の鉄分がとけ出たものであり、

今はアルミニウムの窯で煮ているため
あまり鉄分が解け出なくなり、
鉄分の含有量が少なくなっている。

との科学的な検証結果もあるようであり、
何とも夢のない話になってきたなあ、
と思った次第です。

夢がないと言えば、
今年の歌詠み会の中で

望月に月の兎が棲まふかと思ふ心を持ちつぎゆかな」

と詠んだ方がおられまして、
宮内庁の識者のあいだでも

「小さい頃の純粋な心を今も持つという素晴らしい・・・・」

といわれる方もおられますし、

「望月とはいわゆる〇さんのことで、
 私は今でも〇さんと結婚したいと思っているんですよ。」
という宣言なのではないか?

とか、話題になっていますね。

和歌や短歌の中では
このような掛詞や暗示などは
よく使われる手法でありまして、

昔、宴会をやっていて
いつ頃の月が一番美しいかが話題(口論?)になり

その時詠まれたのが
「月月に 月みる月は多けれど 月みる月は この月の月」

であり、月が何回使われているかを数えてみると
8回であり(旧暦の)8月が一番いいいと、
これで結論が出たとか、

やはり歌詠み会で、名高い名人の娘さんに
「いつもは、母ちゃんから作ってもらった詩を詠めばいいけど、
 今日は山の向こうにいるから大変だね。」
と、いやみを言われ、

「大江山 行く野の 道は遠けれど まだ踏み(文)も見ず 天の橋立」

と、とっさに詠んだ方もおられ、いやみを言った方の人は、
瞬間的にこのような立派な歌を返されたので
これで「ごめんなさい」だったという話もあります。

何が言いたかったかというと・・・

科学的な栄養云々も大事だけど、
ひじきで磯の香りなどという
言葉遊びのような献立を楽しみましょう、
という何とも
まどろっこしい話でした。
・・・・

ちなみに
「通知表がやってきた、やあ、やあ、やあ」
     ↡
「ビートルズがやってきた、やあ、やあ、やあ」

「サンタが街にやってきた。」
     ↡
「サンタがうちにやってきた。」

 わかりました?

(校長)
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