今日3月25日は卒業式でした。3名の卒業生が在校生、保護者・地域の方・来賓、そして先生たちに見送られて、巣立っていきました。本校の強みの「小ささ」を生かした、一人一人を大切にした、温かな卒業式になりました。式の終わりにご両親にお礼を述べるときには、3人とも感極まって涙していました。涙したのはご両親の方が先だったかもしれません。寂しい気持ちと嬉しい気持ちが交錯する、素敵な卒業式でしたね。
式の後、雲一つない吸い込まれそうな青空の下で、卒業生と保護者とが話をしている笑顔が、眩しく透きとおって見えました。
3月6日(金)は、お別れ遠足でした。あいにくの雨模様で、予定していた『ハマボウ公園』への遠足は校内遠足に変更となってしまいました。去年の記録を見ると同じように雨のために校内遠足だったようです。この時期は、「菜種梅雨」といわれるように、雨の日が多く計画通りになかなか実施することが難しいですね。それでも子どもたちは、校内での遠足をしっかり楽しんでくれました。午前中にレクリエーションとお別れ会を行いました。お別れ会では学級ごとに出し物をしました。学級の個性が出たとても楽しい出し物でした。特に6年生の「漫才」は楽しかったです。お昼は「お弁当の日」ということで、自分がつくってきたお弁当を広げて楽しそうに食べていました。午後は、宝さがしをして楽しみました。「お別れ」とか「最後の」とかいう言葉が多く聞かれるようになるこの時期ですが、1日1日を大切に過ごして、卒業の日を迎えて欲しいですね。
3月1日(日)、大窪公民館で「大窪神楽」が奉納されました。この日はあいにくの雨模様でしたが、たくさんの人が集まりました。午前中は小学生が中心に舞う「子ども神楽」で盛り上がりました。女の子たちも「浦安の舞」を披露しました。地域の年配者から聞いた話では、「大窪神楽」は自分が子どもの頃にはすでにあって、「子ども神楽」についても20年以上の歴史があるとのことでした。古事記・日本書紀による神話を元に、国生みや天の岩戸の物語を県北の神楽とは違う雰囲気で表現していました。素晴らしい神楽でした。事前に子どもたちは放課後集まって練習をしていました。同じ目的に向かって取り組んでいく中で、仲間や地域の結束が強くなっていくのでしょう。とても意義のある地域の行事だと感じました。
今日(2月20日)は、学校参観日でした。まず授業参観・学級懇談を各学級で行ないました。4校時には「なわとび大会」を全校一斉に行いました。大会に向けて、体育の時間だけでなく休み時間などを利用して、練習をしてきました。今年は、細田中学校の沖田校長先生から教えてもらった新しい技も練習して披露できました。寒い体育館でしたが、子どもたちの熱気がいっぱいでした。保護者の皆様たちも子どもの成長した姿に、笑顔いっぱいでした。
2月17日(火)に、学校評議員会を行いました。本年度の大窪小学校の教育活動についてのアンケート調査の結果をもとに、次年度に向けての学校運営に関わる方向性や取組について協議致しました。次年度からは、「学校支援地域本部事業」がスタートします。地域と共にある学校づくりに、より一層、力をいれていきたいと思います。委員の皆様、1年間ありがとうございました。
2月16日(月)に、細田小・大堂津小・大窪小の三校が、将来進学する細田中学校に集まっていっしょに学習する「三校合同学習会」が行われました。普段細田小と大窪小は、「複式指導」の授業を受けており、合同学習会での同じ学年の児童が教室いっぱいの授業は、緊張はあるもののとても楽しみにしていました。これまでの学習で顔見知りになっている友達と楽しい一日を過ごすことが出来ました。今回は、中学校の先生の授業だけではなく南極観測隊の方のお話もありました。(記事は宮崎日日新聞2月18日付)