宮崎県(みやざきけん) 日南市立(にちなんしりつ) 吾田東(あがたひがし)小学校のHPです!

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金曜日はステキな朝

 一週間でいちばんすてきなあいさつができるのは、金曜日。今日は立冬ということもあり、朝は少し冷え込んだ朝であったにもかかわらず、子どもたちの動きは元気はつらつとしています。飛び跳ねるようにして学校にやってくる子もけっこういます。明日からは、とりあえず学校に来なくていいという解放感が体いっぱいに表現されています。まあ子どもを預かる身としては、少し悲しいことではありますが……。
 今朝日南市音楽研究会より先日行われた本校四年生の演奏に対して講評をいただきましたので、紹介します。
<ふるさと>
 みなさんの 日南を愛する気持ち 友達を 家族を 愛する気持ちが歌声にのって伝わってきました。高い声が続く難しい曲をよく歌っています。すばらしい!!
<宇宙戦艦ヤマト>
 この曲の堂々としたカッコよさが、よく表現できています。鍵盤ハーモニカ、リコーダーの旋律がよく響いています。ラストのリズムもバッチリと決まって、文句なし!ブラボー!!
 
 本日の給食は、揚げ鶏の葱ソース和え、春雨スープ、麦ごはんです。春雨スープは、本当に野菜がいっぱい入っていて、かつスープもとてもおいしいです。メインは
「揚げ鶏の葱ソース和え」ですが、ごはんが進みます。鶏肉の柔らかさ、味付け最高です。

避難訓練実施される

 本日は、宮崎シェイクアウト訓練、先週金曜日は地震を想定しての避難訓練を実施しました。シェイクアウト訓練は、2008年にアメリカで始まった地震に備える防災訓練で、決められた時刻(本県では11月5日午前10時、または11月9日午前9時です。)に、一斉に参加者全員が机の下に隠れるなど身の安全を図る行動を実践し、自宅や地域、職場などでの日頃の防災対策を確認するきっかけづくりにする訓練です。何の一斉放送や警戒音が鳴り渡るわけではないので、授業に一生懸命になるあまり若干遅れる学級もありましたが、ほとんどはしっかり机下へ避難、一分後退避行動としっかり訓練できました。報道によれば、30年以内に70%~80%の確率で、南海トラフ沖大地震による大津波に遭遇するということですので、本当に起こったら子どもたちも、対処しなければなりません。先週子どもたちに、訓練後にこの話をしたところ、多くの子どもたちが素直に『実感がわかない』というようなことでした。テレビ等でもありますように『正常性バイアス』(自分だけは大丈夫という気持ちが働くこと)が備わっているからそうなんです。今度の台風や大雨でも、車で出かけて多くの方が亡くなられてしまいました。子どもたちにしっかり避難するよう伝えたところです。
 たとえ台風でなくても、多くの人はきっと明日も生きていると楽観的に思っています。これも『正常性バイアス』のおかげでしょうか。

 本日の献立は、鶏飯と五目豆でした。+刻みのり、漬物でした。
五目豆には、たくさんの野菜等(大豆、さつまあげ、昆布、牛蒡、にんじんなど)が入っていて、これは本当に体が喜ぶ献立でした。味付けも良かったです。

↑ 体に優しい懐かしい食事でした。味も良かったです。

三年生一同、消防署を訪れる!

 昨日は、久しぶりの朝からの晴天に恵まれ、三年生が午前中に消防署を見学に行きました。消防署や消防車、救急車の説明を聞いたり、間近で見たりと感動の体験です。ちゃんと立派な態度で、対応していただいた何人もの消防隊員のお話しを聞くことができました。将来、本校の子どもたちの中には、消防隊員になる子も出てくるのかな。

↑ 熱心に聞き入る子どもたち。これも大事なキャリア教育の一環。
 最近は、登校の時間帯はちょっと冷えています。元気いっぱいに登校してくる一方で、「ポケットに手を突っ込んで登校してくる」子どももいますので、注意しています。そんな中、今朝はある女の子が二本のえのころぐさを摘んでうれしそうにやってきました。そのうちの一本を大事に分けてくれました。幸せな瞬間です。

↑ 今週は、新たな「どんぐり」と「えのころぐさ」をもらいました。
本日の給食は、かきたまじる、もやしの甘酢和え、さんまの柚子味噌煮です。
地味ではありますが、滋味があります。見てのとおりです。

↑ かきたまじるでけっこうお腹いっぱいになりました。

市音楽大会お試し発表会開かる!

 四年生が本校の代表として、11月6日(水)に行われる日南市小中学校音楽大会で発表をします。それで、昨日の朝の時間に、全校生の前でプレ発表大会を開きました。堂々とした発表でした。私からすると、小学校や中学校でもスポーツ大会があるように、この大会は音楽で他校の様子や良さを感じ取る数少ない大事な大会だと思っています。小規模校は小規模校なりのアンサンブルの美しさ、本校のような中規模の学校は、それなりの音の厚みで押し出す力を感じ取ることができます。いずれにしても、この大会に向けて、音楽専科のF先生のもと、歌唱『ふるさと』(明治時代の唱歌、故郷ではないよ。嵐のです。)と合奏『宇宙戦艦ヤマト』を、子どもたちは立派に仕上げてきました。授業の中で音のメリハリや発音の美しさなどさらにUPしました。本番は、さらに力を発揮してくれるものと思います。自分の学校の発表だけでなく、他校の発表を真剣に聴く態度も気をつけてくれるといいですね。

↑ 熱血指揮のもと、熱演するこどもたち!

↑ どの子もどの子も、一生懸命の演奏で、感動する。
 なお、これに先立って『旅する読書』の表彰式が行われました。今まさに秋の読書週間の真っただ中、どしどし本を読んでほしいものです。

気のいい魚たち

 小学校のお昼休みの運動場というところは、一種の「水族館」に似ています。お昼休みになると、いたるところで、子どもたちが思い思いに遊びに興じています。応援の練習だったり、ボール遊びやブランコだったり、もうさまざまです。一見、てんでばらばらに秩序なく動き回っているように見えますが、彼らの勘や目は鋭いものをもっていて、運動場にいつもにない動きがないか常に見張っているような気かするのです。ですから、ちょっとでも異変があれば、つぎつぎと子どもたちが集まってきます。
 本日は、午前中から大雨。日南線も国道も止まってしまうくらい。運動場もびしょびしょです。お昼休みぐらいになり、雨が止むと、後にはいたるところに水たまりができておりました。本校A先生が、わずかな子どもを使って、一輪車で砂を運んでこさせ水たまりを埋めておりました。私も少しだけでもお手伝いしていると、次から次へとお手伝いをするために子どもたちが集まってきました。ある子は、ショベルで砂を掘り出す子、ある子は一輪車で土を運ぶ子、たくさんの少年少ボランティアが集まりました。スコップを持つ手は、頼りないのですが、こういう小さい手もうれしく思いました。

↑ 落ちているものは、拾って大事そうにもってきてくれる。
 今日は、どんぐりであった。

↑ いろんな回遊魚が、運動場を泳ぎ回っている。

予行練習が始まりました

 いよいよ27日の運動会に向けて、本格的な練習が始まりました。といっても、六年生の泰平踊りなどは、九月から特訓が始まっていますので、ほぼ完成しているようです。今日は、第一回目の全体練習で開会式の練習を行いました。一回目にしては、とても上手にできています。上級生もよくお手本を示すことができています。これに満足せず、さらなるレベルアップを目指してほしいと思います。今年のスローガンは、「新時代 全力で走れ 東っ子!」です。走って、走ってすばらしい境地に東っ子が行ってほしいと思っています。

↑ みんながんばっています!抽象的な表現ですが……。
 本日の給食はも豚肉のニンニク炒め、けんちん汁、麦ごはんです。
ニンニクが入っているせいか、箸が進みました。豚肉は食べやすいように小さく刻まれていました。けんちん汁は、さっぱりとした味付けで、汁に旨味がでていました。

↑ 何が何かわからん写真になったなあ。

ISAワールド・サーフィン・ゲイムを終えて

 世界サーフィン大会が終わりました。結局二回この大会に足を運んだのですが、一日は既に試合が終わっていたので、一日だけサーフィンを実際に見ることができました。加えて毎日ネット中継もされていたので、結構ずっと楽しむことができました。大会前は、「サーフィン」は「遊び」みたいな感覚でとらえていたので、イメージが大きく変わりました。ルールやマナーがきちんとあって、その上に様々なサーフ技術があるようですね。さらにネットを見ていると、村上選手がケリー選手を「リスペクト」して波を譲ったとか、こういう秩序みたいなものもあるのだなあとも感じました。サーフィンは、いまでいうスポーツなんだなあとつくづく感じました。でも日本ではテレビの露出が少ない。全世界から有名なプロの選手が宮崎市の木崎浜に集まっていて、それが「無料」で観れるなんてなんてすてきなことでしょう。プロ野球やオリンピックだって入場料金を徴収するのに……。いったいどうやって、この選手たちは、収入を得ているのでしょうか。スポンサー?とても、すばらしい感動をいただいて、ありがたかったです。

↑ こんなクリアファイルも売っていました。
 
さて、本日の給食は、ビーフカレーにツナサラダでした。食欲に目がくらんで写真を撮るのを忘れてしまいました。

ホッタイモユズットナウ

 昨日給食の検食をしていると、4年生のこどもたちがどやどやと「エクススキューズミ―」と言いながら入ってきました。グループごとの行動だったのでしょうか。「今から英語で質問するので、英語で答えてください」と挑戦してきたのです。おおっと、身構えてしまいました。あらたまって、どんな難しい質問をしようとしているのか。内心びくびくしてしまいました。で「マイ ネーム イズ 〇〇」と自己紹介をしたあと、「ホッタイモユズットナウ」と聞こえるような質問をしてきました。アハーン、時間を尋ねているのだなあと思い、「イッツ イレブン ~」と答えるとみんなきょとんとした感じ。次のグループも同じ質問をするものですから、時刻を答えるときょとんとした感じです。そこで、「その質問用紙を見せてごらん」というと、子どもたちのメモ用紙には、カタカナで「ホワットタイムイズイットナウ」らしき言葉がカタカナで書いてありました。やっぱり時間が聞きたかったのだあ。次から次にやってくるグループに答えていくと、「じゃくてぇ~好きな時間を聴いているのです」ということでした。そこで「給食や就寝時間」と答えると、なるほどと言って、なにやら書き留めどやどやと帰っていきました。これはいったい何に使うのでしょうか。
 本日の献立は、サンマの甘露煮、けんちん汁、甘酢和え、十五夜ゼリーです。今週はわりと和食の日が続きました。サンマは不漁だというけれど、冷凍サンマだったのかな。

子どもの感性

 学校には、昔から全校集会というのがあります。全校生徒が整列して、校長や生徒指導の先生などから有難い話を聞いたり、校歌を歌ったりする集会です。小学校にも中学校にもあります。二つの校種を経験してみて思うことは、私の話のなかで、疑問文形式の話し方をすると、中学校ではめったに全校生徒の前で挙手して発表する生徒は、ちらほらしかおりませんが、小学校では、特に下学年の子どもは積極的に手を挙げて答えてくれます。思いがけないタイミングで反応してくれるので、ハッとします。昨日の全校集会で、「まず、自分で考えろ!」と「まず、自分で考える!」の違いについて問いかけると、さっと何人かの人が挙手してくれました。三年生の児童に発表してもらうと、前者は、命令されてやらせられる感じだけれども、後者はゆっくりと自分のペースで、考えているような感じがするというような内容を、自分の言葉でしつかりと答えてくれました。私は、二人の発言内容が、すばらしくて感動しました。みんなも大きな拍手をしてくれました。本当に小学生の感性は、小学生だからといって侮れないすばらしいものをもっているなあと感じました。自分で考える時の経過を思い起こして、自分はこのようにして考えているということを発表してくれたのですね。
 さて、今日の給食は、スパゲティナポリタン、グリーンサラダ、ミニチーズパンでした。満足です。

昆虫学習をやっていた

 二学期が始まってまだ三日目。今のところ落ち着いた雰囲気で学校はスタートしています。中庭のカメの三兄弟ものんきに池を泳ぎ回っています。カメたちは自由人です。ある学年では、昆虫当てクイズを楽しくやっていたり、昆虫捕りに捕獲網をもって元気に運動場に出かけたところもあります。本当にバッタやカミキリムシを手づかみすることができるのかしら。私も基本的には一部の愛玩昆虫を除いて虫は大嫌いです。今はもう引退しましたか、ご多分にもれず、「カブトムシ」や「クワガタムシ」を酒谷の山林に命懸けで取りに行き、飼育容器に入れて自分の子どもたちと真剣に楽しんでおりました。今、宮交シティで大昆虫展があっています。けっこうな人気だそうです。子どもは500円、大人は700円です。お盆に家族で宮交シティに遊びに行き、待ち合わせ場所を大昆虫展の前のベンチにしていたので、腰かけてぼっと見ていたら、次から次に親やじいちゃんたちと子どもが入場しておりました。もうけとるなあ~。しかし、子どもたちは勘違いしてもらっては困る。カブトやクワガタは、あんなキレイな所にはおらん。実際に捕りに行ってみると、たとえば早朝に雑草をかき分け、樹液が出ている木に近寄ってごらん。確かに彼らは、樹液に群がっている。しかし、そこには危ないやつらがいる。そうスズメバチだ。とても、麦藁帽子をかぶった子どもとおじいちゃんが一緒に並んで、ハイこんなところにいました。笑顔でポチリ。という感じではない。緊張感をもってテイク&ダッシュである。勿論、五ヶ瀬に勤務したときは、夜必ず、彼らが集まってくる木があった。あんときは、楽だったなあ。ヒラタクワガタやミヤマクワガタなんかを結構楽して集めることができました。ミヤマクワガタは、形はきれいだけど、弱っちい。昆虫の世界にも、いじめの世界はあるものだとおもったところでした。


なんとなく、大昆虫展で、目がくらんで、こんなクリアファイルを買ってみた。でも、ヘラクレスクワガタは、品がない。でかすぎる。やっぱりほどほどがいいなあ。

一学期を振り返って③

 7月14日(日)に日南市文化センターで、なにがしかの文化的な催し物がありました。これに本校の合唱部が参加したわけです。といっても、きちんとした発表の枠というわけではなく、あくまでも「東亜樹ちゃん」というスーパー小学六年生のバックコーラスとしてです。東亜樹ちゃんは、なかなかの才能の持ち主で歌はうまい、語学も堪能で、度胸満点です。近々ヴァイオリンも習うのだそうです。世の中にはいろんな人がいるものだなあ。それで、本校の合唱部になぜ白羽の矢が立ったのかは、わからないのですが、いずれにしても、日南市の文芸会長(ごめんなさい。正式名を忘れたので)T氏が来られて、かなり前に依頼があったのです。亜樹ちゃんとのコラボで後ろで歌ってほしいということで、「天城越え」か「みかんの花咲く頃」なんかを歌ってくれるといいなあということでした。本校F部長の最終的な判断はということで、「みかんの花が咲く頃」となりました。とても上手に当日も歌ってくれました。ただ、マイクは、亜樹ちゃんの声ばかりをひろっていて、本校の子どもたちの美しい声があまり聞こえなかったのは残念…。もっと聞きたかったのにぃ~。そして、歌い終わった後に、本校の子どもたちが、亜樹ちゃんに、コラボしてもらってありがとうと感謝の言葉を述べておりました。本当は、ちと違うような気もするんだけど…。
 ステージ発表後、見に来ていたK先生やI先生と一緒に子どもたちの様子見と、F先生にあいさつをするために、舞台裏へいきました。けれども子どもたちは既に帰っておりました。その後、帰ったわけですが、帰り道妻から、便所で先生と何をこそこそ話しちょったとと言われました。ああ、違うのです。文化会館は、奥まった男子便所の横を通って、舞台裏に行くのです。

仮屋講の夏祭りをのぞいてみた

 本校のサマーフェスタの一週間後、仮屋講の夏まつりに行ってみました。暮れなずむ宮の前公園には、たくさんの人でにぎわっておりました。それどころか、田中副市長や高橋県議、郡司市議をはじめ各地区区長さんなども来賓席に座っておりました。お~けっこう大掛かりな夏祭りでした。本校の子どもたちがステージで楽しく歌っておりました。全然知らない歌です。今流行っている歌なのでしょうか。パプリカだけはわかりました。堂々としたものです。輝いていました。ここでもまた子どもたちの子どもらしさが出ていて、見るのが楽しかったです。ステージ発表に興味をもたず、ぶらぶらと何かを求めて公園内をさまようもの、ステージ近辺でかぶりついて見入っている者様々です。ここでもお楽しみ抽選会がありました。こどもたちの興奮はMAXです。有難いことに、本当はそんなはずではなかったのですが、私も他の来賓の皆様とともにステージに上がるはめになり、くじを抽かせてもらいました。この後、ここでも「ひょっとこ踊り」や「東京オリンピック音頭」なんかが登場しました。女の子たちの中には、一緒に見よう見まねで踊り、上手に踊っている子がおり、とても感激しました。子どもたちの吸収力はすごいなあ。私は有難くも「キビナゴ」とお茶をいただき、子どもたちの元気な姿を見ることができました。よかった、よかった。

1学期を振り返って②

 どんどん遡る前に、思い出したことを一つ。PTA役員の方々は、8時30分に集合し、準備作業を始めたわけですが、お昼は家庭科室でお弁当をいただきました。超微力ではお手伝いしたということで、お弁当をいただきました。あまりの暑さで、やっと冷やし中華の麺を喉に通し、外を眺めると、中庭のカメのことが気にかかり、弁当殻をごみ捨て用のビニール袋に捨てて、池のカメを見に行きました。池には、新しい日よけのすだれがかかり、三匹のカメたちは、水底で涼んでおりました。すだれの縁からカメが上がりやすいように、すだれの縁にブロック石を置いていたのですが、気に食わなかったのか、遊びだったのか、コンクリートブロックは、池の中に蹴り落されていました。仕方ない。池に入って、ブロックをすだれの上に縦置きし、様子を見ることにしました。しばし、鑑賞……。カメはいいなあ。自由人だ!三匹合わせりゃ、カメ等、違うけど「ガメラ」だ。(本当は、ゴジラに対抗するためにガメラになったらしい。語尾にラをつけると怪獣になるらしい)さてと、家庭科室に戻ってくると、目に入ったのが、ごみ袋。ちゃーんと、廃プラと燃えるゴミが分別されてあったのです。全く気づきませんでした。慌てて汚れたまんま捨てた弁当殻を取り出そうとすると、Sさんがえへへへへ~。「校長先生、大丈夫ですよ。私がしておきましたから。」と声をかけてもらいました。ありがとう。今や廃プラ処理は大きな環境問題、ましてや汚れた廃プラはもっと問題。申し訳なく思ったしだいでした。

一学期を振り返って①

 なかなか忙しくって、書くことができなかったこの日記を、遡る形で書き足していこうと思っています。今日は、7月23日に行われた「退職者説明会」について書こうと思います。といっても、その中身の研修のことではなく、そこから感じたことを書いていこうと思います。私が教員になったのは、昭和57年4月のこと。私の出た教育学部の中学校・国語課程は7名でした。みんな公立か私立かの国語の教員になりました。南那珂地区に配置されたのは、私一人だけでしたが、小学校の先生の新規採用は、たくさんおられ、全体でみれば、相当数の先生が採用されています。けれども、その退職説明会で見た先生方、つまりゴールテープを目前にしている方を見回してみると、最初の赴任地日南市を離れている人が多いように思いました。(当たり前といえば、当たり前ですね。そもそも日南市出身の先生そのものが少なかったわけですから)それでも、なんか寂しい感じです。いや逆になぜ自分は、最終的に日南市にとどまってしまったのかとも思ってしまいました。いずれにしても、人生は続いていきます。それぞれ、私を含めて、さらにどのような流転の道をたどっていくのか、感慨に浸るところでした。

楽しかった東小サマー・フエスティバル

 長らくこのコーナーに書き込むことがありませんでしたが、長~い休止期間を経て、また書き綴ってまいりたいと思います。一学期も本当に忙しい日々でした。とりあえず一区切りついたという感じです。7月27日(土)は、サマーフェスティバルがありました。たった三時間の短く感じられる楽しい催しものでしたが、PTA役員の方々のそれまでの準備期間はずっと前からで、当日もテント準備から、掲示物や物品の搬入、装飾、運営と本当に慌ただしく運営していただきました。本当にありがとうございました。私は午前中のちょっとだけ手伝っただけで、大量の汗をかき、ばててしまいました。保護者の方々は元気があってうらやましいですね。「元気」があれば、なんでもできるっていいますが、ほんとうですね。私が当日やったことといったら、開会式のミニ挨拶と閉会式前のお楽しみ抽選会の「くじ引き」だけでしたが、この「抽選会」は、異常な盛り上がりですね。ステージ上から見ていて、本当に子どもたちは真剣なのです。祈るようなしぐさで見つめているのです。一握りの当選する人の一方で、ほとんどは当たらない人ばかりです。それで半泣きでじっと耐えて、ステージの前に多くの子が立ち続けていました。なにかしら、ちょっと辛かったです。それ以外は、ステージを見て、食べてばかりいました。ひっしに学校にやってくる姿とは違う小学生らしい姿が見られて良かったです。吾田東小学校合唱部の演奏もジェスチャーもいれてかわいらしかったです。こんなに部員がいて、すこしびっくりしました。スポーツ少年団も、昔ほど人数は多くないものの、生き生きと取り組んでおりました。のびのびですね。「吾田東小学校職員による出し物」なんていうのもありました。身内でありながらなんするものぞと思っていたら、「ラムネの早飲み競争」でした。これにはPTA会長も体を張って参戦しておりました。さすがに「元気があればなんでもできる!」ですね。自分のラムネを飲む姿を想像してみましたが、ラムネを勢いよくステージ上に戻す姿しか想像できませんでした。元気がないと何もできませんね。いずれにしても楽しい一日をありがとうございました。

インフルエンザ流行の兆しあり

 立春とはいえ、2月も特に寒い日があって当然かと思います。本校のインフルエンザの状況は、先週示した通りで、低い水準で推移していましたが、今週になって罹患者増加の兆しが見え始めました。(下図参照)特に高学年に偏っている状況が見られますが、明日以降の状況も慎重に見守っていきたいと考えております。ご家庭においても、子どもにインフルエンザが疑われる症状が見て取れる場合には、無理をして登校させず、病院受診をお願いします。また、体力の弱い子どもたちにおきましては、マスク着用、手洗い、うがいの励行、長時間における寒い居場所や人混みの回避などにご留意いただきますようよろしくお願いします。
 本日も一年生と幼稚園生・保育園生との「昔の遊び交流会」が行われておりました。おりがみやあやとり、けん玉、コマ回しなどです。さすがに竹馬はなかったなあ。(地域ボランティアから習った部分もあるか。)全員マスクをしての交流会でしたが、一年生ももうすぐちょっとだけ先輩になります。未就学のこどもたちを教えるまではいかなくても、それなりにお手本を示すように頑張っておりました。それにしても、このごろの幼稚園生や保育園生の中には身長の大きい子もいますね。びっくりしてしまいました。

2月4日の給食

 本日は昨日に続いてほっかりと温かい朝となりました。献立は、寒い日を想定しての豚キムチうどん、海っこぶしの酢の物、ミニ米粉パン、そしてエクレアです。豚キムチうどんは、雰囲気とんこつラーメンに似ていますが、勿論うどんが入っているわけで、具材として白菜キムチやにんじん、長ネギだったりしてスープも、ラーメンとは味が異なっておりました。少し珍しい献立でした。海っこぶしの酢の物も、味の調合がよく、おもいっきり食べることができました。「海っこ節」は、別名「かつおしょうゆ節」。どこの家庭でも日常的につくられ、庶民の味として今日まで親しまれてきたとのこと。日南市漁協女性部加工グループの方々が、大堂津漁港で水揚げされたカツオを材料に、添加物を一切使わない伝統製法で仕上げたものです。一連の工程は全て手作業のため、完成まで2日掛かるほどのこだわりがあり、宮崎のカツオを使ったこだわりの逸品として有名らしいです。エクレアは、給食用で小ぶりですが、これまたおいしいスイーツでした。
 

避難訓練が実施されました

 本日は、朝から快晴。インフルエンザでの欠席者も8名ということで、今週は10名を越えない数字で推移しています。さて2校時と3校時の間のぐんぐんの時間に火災を想定しての避難訓練が実施されました。出火設定場所は、家庭科室。子どもたちは「お・は・し・も」(分からない方は、子どもに覚えているか質問してみてください)を守って避難できました。訓練ということで緊迫感はさすがにないものの、真剣に行動し、運動場の南側に全校集会の隊形で集合しました。上級生が立派な態度で模範を示すことができていますので、低・中学年の子どもたちも見習うことができると思っています。避難する前に、子どもたちは各教室で、火事の恐ろしさや避難経路、避難の仕方をなど学習していますので、火災の原因などもよく知っていました。「たばこの不始末」「コンロの火の消し忘れ」などなどです。そして自分たちに関わることとして「火遊びは絶対にしない!」ということも学習しているようでした。是非とも肝に銘じてほしいことです。
 1995年に起こった阪神・淡路大震災では、東北大震災と違って、地震火災が多かったとのことですが、30年以内に発生する確率が高いと云われている南海トラフ沖地震が、もし現実に起きてしまったらと思うと、恐怖以外のなにものでもありません。学ぶ。備える。逃げる。助け合う。励まし合うぐらいしかないのでしょうか。その時、自分は疑うにちがいありません。今目の前の光景は、夢なのか現実なのかということを。

コマ回し

 今週の火曜日は、一年生がたくさんの地域ボランティアの協力を得て、昔遊びの体験学習を行いました。こままわし、竹馬、だるま落とし、折り紙などです。考えてみれば、パッチン(日南市あたりではなんと言っていたかはわかりませんが)は、なかったですね。私どもは、小学生の頃、子供向けのテレビ番組も少なく、ゲーム機も出現しておらず、近所の子どもたち(男は男どうし。女は女どうし。この表現も今は気を遣います)が集まって、実に様々な遊びをしておりました。勿論その日何をやるかを決めるのは、上級生です。私が最も気に入っていたのは、長方形の分厚いカードを、たたきつけた風圧で相手のカードをひっくり返すパッチンです。私の場合自分が強いからではなく、パッチンの表面に印刷されている怪獣やヒーローの図柄に魅せられていたからです。取ったり、取られたり、必死にパッチンを地面にたたきつけていました。「ワヤク」「ホンキ」「足かけあり、なし」「大丸(丸形のパッチン)禁止」「折り曲げ禁止」とかあって、パッチンをめぐる騒動や喧嘩は、ふだんは仲が良いのに日常茶飯事でした。自分の愛するパッチン(カード)を取られた時のショックは、涙がでるほどショックでした。勿論コマ回しもすごく流行りました。学校のコマは木製で、しかも太紐でびっくりしました。昔は軸は鉄心で、紐も細い網紐を使っていました。コマを投げて、紐を引っ張りすぎたため、お互いに誰や彼やの頭にコマの鉄心がぶつかることがありましたが、あまり問題になることはありませんでした。先日の一年生の体験学習の折、私も投げてみましたが、そもそも朝の立ち番で手がかじかんでうまく巻けず、投げてもひっくり返ったり、すっぽぬけたりして失敗もありました。それを尻目にボランティアのF先生や消防士Nさんは、はやぶさなんかをやったりして、上手に見本を見せておりました。少し悔しかったです。後日、一年生が「校長先生、テレビに出ちょったよ」と言ってくれました。どういう不器用な姿をさらしたかと苦笑いしました。

11月14日の給食

 本日の献立は、鰆の野菜あんかけとかきたまじる、麦ごはんです。鰆は、字のとおり春が旬、瀬戸内海あたりにやってくるそうだ。関東あたりでは、秋ぐち以降に旬となるとのこと。この鰆のあんかけは、学校給食では時々見かける料理です。野菜のあんかけになっているところがみそで、ごはんと一緒に食べるととろみがごはんにからまっておいしさを感じさせます。かきたま汁は、熱々です。汁の下には、豆腐が隠れています。とてもおいしい昼食でした。