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2025年10月の記事一覧

赤白勝敗を越えて。互いをたたえ合う姿に感動! 運動会、無事閉幕

10月26日(日)、前日までの雨模様を吹き飛ばすような青空の下、待ちに待った運動会が開催されました。
グラウンドには、子どもたちの元気な声と笑顔があふれ、保護者の皆様の温かい声援が響き渡りました。

徒競走では一人ひとりがゴールを目指して全力疾走!
団技では仲間と心を合わせ、息の合った動きを披露しました。
表現やリレーでも、これまでの練習の成果を存分に発揮し、観る人の心を動かす演技・走りを見せてくれました。

 

競技の部は最後まで手に汗握る大接戦――結果は赤団の優勝!
一方、応援の部は、なんとわずか1点差で白団の勝利!
勝敗を越えて、お互いをたたえ合う姿がとても印象的でした。 

団長を中心に、仲間のために声をからして応援し、力を合わせて挑む子どもたちの姿に、たくさんの感動が生まれました。
桜っ子のみなさん、本当によく頑張りました!

そして運動会の後は、保護者の皆様や卒業生の皆さんが片付けを手伝ってくださり、最後まで温かい雰囲気に包まれた一日となりました。
ご来場・ご協力いただいた皆様、心より感謝申し上げます。

 

ひなたのチカラで踊る!学ぶ! ~国スポ・障スポ出前授業で最高の思い出ができました~

宮崎県では、県民の皆さんが「宮崎 国スポ・障スポ」に親しみを感じてもらえるよう、大会イメージソング「ひなたのチカラ」のダンス出前授業を実施しています。
このたび、本校の5・6年生がその対象校に選ばれ、10月2日(木)に実行委員会事務局から講師の先生をお迎えして出前授業を行いました。

はじめに、国スポ・障スポについてお話をしていただきました。
日南市が「セーリング」という競技の会場になることを知った子どもたちは、「セーリングとはどんな競技だろう?」と興味をもって調べ学習に取り組みました。

調べ学習のあとは、いよいよダンスの練習です。
講師の先生の明るくわかりやすい指導で、子どもたちは音楽に合わせて楽しく体を動かし、どんどん振り付けを覚えていきました。


途中からは、調べた「セーリング」をテーマにした創作ダンスにも挑戦。
漕ぐ姿や波のうねりを表現したオリジナルの動きを考え、みんなで力を合わせてダンスを完成させました。

そして最後には、スペシャルゲストとして「みやざき犬」のむぅちゃんが登場!
体育館中に歓声が響き、子どもたちはむぅちゃんと一緒に元気いっぱいダンスを踊りました。

出前授業は大盛り上がりで終了。完成したダンスは、運動会でも披露する予定です。
また、12月放送予定の「のびよ みやざきっこ」のエンディングで、今回の様子が一部紹介される予定です。

来校してくださった実行委員会事務局の皆さま、そしてむぅちゃん、本当にありがとうございました!

開店!2年生の「おもちゃランド」へ、1年生をご招待!

9日(木)、2年生の教室の前を通ると、楽しそうなポスターがはっていました。


教室の中からは、ワクワクした笑い声が聞こえてきます。

2年生が生活科の学習で、身の回りの物を使っておもちゃを作り、「おもちゃランド」を開いて、1年生を招待していました。

2年生は元気いっぱいに、自分たちが作ったおもちゃの遊び方を説明します。


説明の後はいよいよお楽しみの時間!
「いらっしゃい!いらっしゃい!」と、かわいいおもちゃ屋さんの声が響きます。
1年生は「どれにしようかな?」と迷いながらも、2年生の声に引き寄せられて、次々とおもちゃで遊び始めます。

「おっと!1000点です!」
「すごいね!じょうずにとんだね!」
と、2年生が上手に声をかけるたびに、1年生の笑顔が広がっていきました。

中でも印象的だったのは、ある2年生が
「せんせい、1年生が“たのしい!”っていってました♩」
と、うれしそうに話してくれたことです。
きっと、1年生が喜んでくれるようにと、一生懸命準備してきたのでしょう。

1年生も2年生も笑顔いっぱいの、すてきな「おもちゃランド」となりました^^

小さな議員、誕生!ふるさと日南市への想いを言葉に

日南市では、8月に「未来へつなぐ子ども議会」というイベントを開催しています。
この事業は、子どもの視点から自由な発想で市の施策を提案することを通して、「ふるさと日南市」への誇りと愛情を育むことを目的としています。

本校からは、6年生の横山ことねさんが代表として、市議会議場で市政について質問する予定でした。
しかし、当日の8月8日は日南市に線状降水帯が発生したため、残念ながら中止となりました。

その後、日南市より代表児童の質問への回答と記念品が届いたため、3日(金)に校長室で模擬子ども議会と贈呈式を行いました。

校長先生の「横山議員、質問をお願いします」という呼びかけに、ことねさんは元気よく返事をして質問を読み上げました。
校長室で校長先生を前に話すのは緊張する場面でしたが、時折校長先生の目を見ながら、落ち着いて堂々と発表することができました。

質問の後には、校長先生が市からの回答を代読しました。
ことねさんはうなずきながら真剣に聞いており、その姿から、このイベントの目的である「誇りと愛情を育むこと」がしっかりと達成されたと感じました。

最後に記念品が授与され、記念撮影を行いました。


イベントは中止となってしまいましたが、この機会に挑戦したことが、ことねさんの大きな成長につながりました。
高学年らしい堂々とした姿に、参加した職員一同の胸が熱くなる時間となりました。

避難訓練

3日(金)に津波・地震の避難訓練を行いました。

有事の際に子どもたちの命を守るため、適切な行動が取れるようにすることを目的としています。

今年度からこの避難訓練は、日南市教育委員会の指揮のもと、日南市内の公立小・中学校が同時刻に一斉に実施することとなりました。

今回桜ヶ丘小学校では、授業中に地震がきたという想定で訓練を実施しました。

子ども達は机の下に素早く頭を隠して、命を守る行動をとることができました。

先生の指示に従って、すぐに3階に避難します。

(本校は海抜10mに位置するため、3階に避難すれば海抜約20mとなります。)

実際の地震を想定して、避難場所に向かう途中にも「大きな地震です」と放送が入りました。

子ども達は事前指導で学んでいたとおり

「おちてこない」

「たおれてこない」

「いどうしてこない」

の3つのポイントを意識し、周囲の安全を確かめながら、その場に応じて自分の命を守る行動をとることができました。

避難場所に移動した後は、訓練の振り返りや本当に起きた時にどうするか、ということを学習しました。

真剣に訓練に取り組み、自分の命を守る行動について考えることができた子ども達でした。

今回の訓練をきっかけに、ご家庭でも「有事の際にどのように行動するか」ということを話し合ってみてください。

全校集会 ~「続ける力」についてのお話~

 

2日(木)、全校集会を行いました。
校長先生のお話では、初めに「あと何か月で今年が終わるかな?」という問いかけがありました。
「あと約3か月(90日)」と知った子どもたちは驚いた様子でした。

校長先生は限られたこの90日で、
「1日に漢字を1つ覚えたら、90日で90個覚えられるね」
「1日に計算問題を1問解いたら、計算の力がぐんと伸びるよ」
と話され、子どもたちは「一日1つならできそう!」という表情でうなずいていました。

一方で、「一日1個を続けることは簡単ではない」という継続の難しさについても話されました。
しかし、「続けることは“無理”なのではなく“難しい”だけ。だから、できるんだよ!」と力強い言葉をかけられました。
また、「途中でできなくなってしまうこともあるけれど、そのときは気持ちを切り替えてリトライすればいい」と、続けることにチャレンジする大切さを伝えてくださいました。

子どもたちは真剣な表情で耳を傾けていました。

今年残り約90日。子どもたちが何かに挑戦し、続ける力を育てながらさらに成長していく姿が楽しみです。