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2015年2月の記事一覧

春の予感

東風吹かば匂いおこせよ梅の花主なしとて春な忘れそ
 梅と言えば、この短歌を思い出します。
 この短歌は、菅原道真(すがわらみちざね・菅公)がうたった有名なものです。彼は、学問に優れていたため、右大臣にまで出世しました。当時の左大臣の藤原時平からねたまれ、あらぬ罪で、大宰府に左遷させられました。その時に、梅が大好きだった菅公が京都の紅梅殿の梅に向けて詠んだ歌のようです。現在も大宰府の天満宮には、梅があり、飛梅伝説として残っているようです。