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2020年4月の記事一覧

令和2年度の取組Ⅳ《学年呼称編》

みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

子供たちの汗と笑顔が輝くこの場所も当然ながら休業中です。



さて、今日は、学年呼称編(学年の呼び方)です。
これまでは、下の図のように6年生の次は1年生と呼んでいました。


これを下の図のように中学部を7~9年生と呼ぶことにしました。


3つの理由があります。

1つ目です。たとえばこんなことがあります。
「3年生のみなさん」と呼びかけたら小学部と中学部の3年生が反応します。
そう、一貫校なのに、1~3年生が複数存在するのです。

2つ目です。一貫校において6年生の次が1年生となると後退したイメージや
リセットされた感じがします。
そうではなくて、小学校6年間の学びを更に積み重ね次のステージに進むイメージをもたせる必要があるのです。そのためには、1ではなく7なのです。


3つ目です。上の図を見てもこの学校の最上級生は3年ではなく、9年の方がぴったりきませんか。9年間をつなぐリーダーとしての自覚をもたせることが大切なのです。子供たちの順応力には感心します。職員室や校長室に入室する際「7年の、8年の、9年の〇〇です。」という声が誇らしく感じます。

たかが学年呼称、されど学年呼称なのです。
子供たちとともに私たち職員の意識も変わっていくのではないかと感じています。

次回は、最終回となります。
地域学校協働活動編です。

令和2年度の取組Ⅲ《副担任制編》

全国高校総体が中止となりました。
今後、中体連関係の事業も「部活動の意義」「感染リスク」「子供たちの思い」
等を踏まえて、どうすべきなのか苦渋の決断が迫られます。

さて、7時45分頃の写真です。
通常であれば、ここに自転車が整然と並び
子供たちがボランティア活動をしている時間になります。


今日は、副担任制編です。
副担任制とは、学級担任のほかに先生を配置することです。
複数の先生が学習指導や生徒指導にかかわることで、
子供たちが安心・安全な学校生活が送れる体制を整えたいと思います。

これまで中学部に導入していましたが、
新たに小学部にも導入することにしました。

今は、担任とともに朝の会や帰りの会で子供たちの様子を観察したり、
朝自習や学習タイムの支援に入ったりしています。

どんな取り組みができるのか
やりながら改善を加えていきたいと思います。


参観日、PTA総会、家庭訪問が実施できないため、
このような形で学校の様子や取組を紹介させていただいています。

次回は、学年呼称編です。

令和2年度の取組Ⅱ《学力向上編》

12時30分の写真です。
いつもなら、給食の準備が終わって当番が着替えている頃でしょうか。


さて、今日は学力向上編です。

ところで、なぜ学力向上が大切なのか。
それは、子供たちがよりよく生きていくための力となるからです。

そのために全職員で授業力の向上に取り組みます。

その他、3つのことに取り組みます。
1 一貫校のよさをいかした指導体制を工夫します。
  小学校へ専科の積極的導入(外国語、理科、体育、音楽)
  小中全職員による一斉指導
  少人数学級の複式指導解消

2 学力向上のための特設時間を設定します。
  小学部…休み時間の「学習タイム」+週1時間の「ぐんぐんタイム」
  中学部…登校後または下校前に「計算力・読解力UP」

3 テストの結果を意識させ、学習習慣を身につけさせます。
  例えばこんなことです。
  単元前にテストの目標を設定させます。
  目標達成のために、どうすればよいか授業や家庭学習で意識させます。
  そしてテスト。
  そのテスト結果から自分の取組を振り返り、定着するまでやり直す。

  これを繰り返していくことで、
  目的意識をもって学ぶ学習習慣を身につけさせたいと思っています。
  
  そのためには、このようなきめ細やかな振り返りや評価を
       短期間かつ継続的に行う必要があるため、今年度から
       中学年部の中間テストを廃止し、単元テストを導入することにしました。
  
次回は、副担任制編です。

3年生(モンシロチョウ)その2

昨日のつづきです。

かんさつえんの近くのかべを見てみると、よう虫がかべをのぼっていました。


行く先を見ると、なにかがたくさん。


近くのものを見てみると、それは

「さなぎ」でした。

4回もかわをぬいで大きくなったよう虫は、やがて「さなぎ」になり、動かなくなります。動かないので、何も食べません大きさや形もかわりません

しばらくすると、すこし色がかわったさなぎから、「せい虫(せいちゅう)」が出てきます。これがモンシロチョウです。

モンシロチョウの育ち方をまとめると、
たまご→よう虫→さなぎ→せい虫
のじゅんで育つことがわかります。

3年生のみなさん、あなたの近くにも、モンシロチョウのさなぎがいるかもしれませんよ。さがしてみてください。でも、人の家にかってに入ってはいけませんよ。

3年生(モンシロチョウ)

理科のかんさつえんに行くと、3月にうえたキャベツが大きく育っていましたが…
なんじゃこりゃ!?あなだらけです。


近づいてみると、なにやら小さな黄色いものが。大きさは1mmほどです。
小さいので、大きく見えるようにしてみました。

モンシロチョウのたまごでした。色がこいので、そろそろかえりそうです。

キャベツの葉をよく見てみると、みどり色の虫がたくさんいました。

だんだん大きくなっています。これは、たまごからかえった「モンシロチョウのよう虫(ようちゅう)」です。モンシロチョウのよう虫は、さいしょは「たまごのから」を食べますが、そのあとは「キャベツの葉」を食べて育っているのです。よう虫の食べ物になるから、キャベツの葉にたまごをうんでいるのです。
よう虫は、かわをぬぎながら、だんだん大きくなっていきます。4かいもかわをぬぐそうですよ!!

さて、このよう虫が、どのようにしてモンシロチョウにへんしんするのか、楽しみですね。

みなさんも、家の近くのキャベツやアブラナの葉を見てみましょう。きっとモンシロチョウのよう虫に会えるはずですよ。でも、人の家の畑にかってに入らないでくださいね。

つづきは、またこんど。