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学校の様子

~校長室からこんにちは~NO.7

校長です。

 8月1日(木)に行われました、「さいと学アワード」で、本校代表の「ご長寿いきいきプロジェクト」班が最優秀賞を受賞しました。

 三財中学校は、過去2回の大会で、いずれも最優秀賞を受賞しており、今年も最優秀賞を受賞したことで、見事、三連覇を成し遂げたことになります。

 「さいと学アワード」とは、市内各中学校の3年生が、地域の魅力や課題を見つめ直し、地域に貢献するプロジェクトを展開したり、地域の方々と協力したりしながら、探究してきた学びの成果を発表するもので、各校の予選を勝ち抜いた10チームが発表を行いました。

 各学校の発表のレベルも年々上がってきており、いずれも素晴らしい発表でしたが、本校代表の「ご長寿いきいきプロジェクト」班は、「三財や西都市の活性化のために、人口における割合が増加する高齢者をターゲットにしたこと」や、「自分たちが得意なスマホの使い方を高齢者に教える」というユニークな着眼点に加えて、「探求活動がしっかりと展開されていたこと」などが良かったのではないかと考えています。 

 校内予選を終えて、代表が決定してから、毎日のようにプレゼンの修正や発表の練習を繰り返してきた生徒の頑張りと、それを支えた職員のチームワークがあっての受賞と大変嬉しく感じています。

 

~校長室よりこんにちは~NO.6

 校長です。

 本日、無事、1学期の終業日をむかえることができました。保護者や地域の皆様のおかげで、1学期の間、児童生徒の大きな事故等もなく過ごすことができました。ありがとうございます。

 本日の終業式でいくつか話をしました。まずは、『2学期の始業日に、一人も欠けることなく、全員に元気に集まって欲しい』というお願いをしました。

 併せて、『長い夏休みには楽しいこともあるが、水難事故や交通事故など危険もいっぱいある。夏休み期間は、いつも注意をしてくれる先生もいないし、昼間に保護者が家にいなくて、子どもだけになる家庭も多くあると思う。そんな中、自分の身の安全を守るのは自分しかいない。自分で考えて行動して欲しい』という話をしました。

 特に中学部の生徒には、『SNS等の携帯電話の使い方について、「こんなことをすると誰かを傷つけるかもしれない。」「こんなことをすると人に迷惑がかかるかもしれない。」と想像力をもち、自分で適切に判断して携帯電話を利用して欲しい』ということを伝えました。

 長い夏休みです。子どもたちには、夏休みにしかできないことにチャレンジするよう話をしました。夏休み明けに、子どもたちからいろいろと楽しい話を聞かせてもらえるのを楽しみにしています。

 

 

平和学習 語り部講話

7/16(火)に、語り部グループ「南の風」より常盤泰代さんをお招きして平和学習を行いました。コロナ感染の懸念からリモートでの開催となりました。太平洋戦争における当時の状況や人びとの生活を、当時の貴重な資料をもとに詳しく話していただきました。

西都や三財における戦争の被害、沖縄から西都に疎開された方の当時の様子やインタビューなどを紹介していただきました。

三財地区遺族会の方も授業に来ていただき、常盤さんの話に熱心に耳を傾けていらっしゃいました。

認知症サポーター養成講座を開催しました。

 西都市福祉事務所のご協力のもと、認知症サポーター養成講座を行いました。寸劇も取り入れていただきました。

 地域の方々と共に考える時間となりました。認知症とはどういうものなのか、認知症の方はどのような気持ちなのかを改めて知ることができた生徒たち、次のような感想がありました。「ひいばあちゃんが軽い認知症でした。今日聞いたことをこれからに生かしていきたい。周りの人が困っているときは、相談にのりたいと思った。」

相手を慮ることに、気付いてくれた生徒たちがいてくれてうれしく思います。

「人権」について考えました 《ミドルステージ集会》

7月4日 朝の時間に、ミドルステージ集会(5・6・7年生)がありました。 

今週は「命の教育週間」として学校全体で取り組んでいることもあり、集会のテーマを“人権”として、7年生の生徒が集会の内容を企画し、実施しました。

 

今回は、みんなで人権について考えるため「みにくいアヒルの子」の絵本の読み聞かせ行われました。その後、この物語を聞いてどう感じたかを近くの友だちと話し合い、各学年から以下のような意見が出されました。

「人を見た目で判断するのではなく、中身も見ていきたいと思った。」

「見た目で人を差別したりいじめたりしてはいけないことだと思った。」

「見た目で区別していじめられるなんて悲しい。そんなことはしてはいけない。」

 

 この集会を通して、“いじめや差別をしないこと”や“人権を守ることの大切さ”について、改めて考えるよい機会となったと思います。周りの人への思いやりの心をもち、相手を大切にしながら過ごすということを意識して、これからの生活で生かしていく姿を期待しています。