学校の様子
2月 全校集会
2月3日(月)朝の時間に全校集会を行いました。この日は「あなたの夢は何のため?」というお話でした。1月21日に開催された「日南市子どもの声を聞く会」で6年生の鈴木椛乃さんが「私はダンサー」というタイトルで自分の夢を発表してくれました。
「あなたの夢は何ですか?」と聞かれたら、椛乃さんのように「好きなことを極めて自分の仕事とする」「興味のある仕事について活躍する」など自分が【なりたいもの】を挙げる人もいると思います。また、「世界旅行をする」「ボランティアを通して人のために尽くす」など自分が【やりたいこと】を挙げる人もいるかも知れません。
それでは、「あなたの夢は何のため?」と聞かれたらどうでしょうか?校長先生は「人が夢をもつのは何か素敵な感動をするため」ではないかと考えているそうです。好きなことを究めるのは「楽しい」し、活躍できれば「うれしい」、旅行に行って「美しい」景色を見、「おいしい」料理を食べる。夢には感動が一杯です。
学校で経験する様々な感動。そんな沢山の感動を味わいながら、自分はこれから「どんな感動を求める人生」を歩んでいきたいのか?少しずつ自分の夢の輪郭を形作って行けるといいですね。最後に、保健主事の先生がインフルエンザ等の感染症予防を念頭に、手洗いの大切さについて話をされていました。
家庭教育学級「樹脂封入による作品づくり」
2月1日(土)家庭教育学級「樹脂封入による作品づくり」を実施しました。
樹脂封入とは、透明な樹脂の中に様々な物を封じ込めて作品にする技法です。
「いったい何を封じ込めるのか」親子でいろいろと考えられたことでしょう。「思いの詰まった素敵な作品」ができたのではないでしょうか。
持久走記録会
1月24日(金)1・2校時に、持久走記録会を実施しました。
本記録会では、5分間にどれくらいの距離を走れたのか?に挑戦しています。学年別にスタートしました!
みんな5分間、自分のペースでしっかり走りきることができました。
各学年の3位までに入賞した児童は、表彰状をもらいました。
保護者の皆さまにもたくさんの応援をいただき、ありがとうございました。
鋳造によるアルミ缶再生作品づくり
1月10日(金)2・3校時に、6年生が「鋳造によるアルミ缶再生作品づくり」に取り組みました。
6年生は、まず、粘土で型を作り(1時間)、それを石膏で型に取りました(1時間)。ここまでの作業を12月中に行い、冬休みを挟んで、この日は、いよいよ、アルミ缶を溶かしてその型に流し込む作業でした。
溶かすアルミ缶は、一人10個。熱効率がよいようにできるだけ小さく潰してから溶かします。七輪の炭火にドライヤーで風を送り、火力を上げて溶かします。アルミニウムは660℃くらいで溶けるそうです。
型から取り出すと、粘土で作った形が、そのままアルミニウムに置き換わりました。SDGsにも「つくる責任つかう責任」という目標がありますが、自分の手でリサイクルを完結するという機会はあまりないと思います。
捨てられたアルミ缶が、作品として生まれ変わりました。これから、みんな、この作品に磨きをかけるようです。きれいに磨けたら、部屋に飾って、見るたびに、今日の体験やSDGsについて、思い起こしてくれるとよいと思います。
3学期始業式
1月6日(月)3学期の始業式がありました。 2025年がスタートしました。この日はSDGsについてのお話でした。世界の国々がSDGsに取り組むようになって約10年が経ちますが、SDGsが目標達成期限としているのは2030年、あと、たった5年しかありません。
しかし、その達成状況を見てみると、今、日本が「達成できている」のは、17の目標の中のわずか1つだけです。「自分には関係ない」とか「いつかそのうちに」とか「自分にできることなんかない」とか考えていたら、目標達成なんて出来っこありません。この日は、まず、エチオピアの13歳の少女アイシャの1日を撮影した動画を見ました。
朝6:30に起きたアイシャは、ラクダとともにひたすら歩き、遠く離れた小川に水を汲みに行きます。10:40ようやく小川に着き、黄土色の水を汲み顔を洗うアイシャ。15:45途中、昼食も取らず歩きに歩いて家に帰り着いたのがこの時間です。他ならぬ「水」のことですから1日たりとも休むことはできないでしょう。学校に行くこともなく、嫌な顔一つせず、家族のために水を汲むアイシャ。アイシャの人生は、今も水汲みで押しつぶされ続けています。
彼女のために今の私たちが直接できることはないのかも知れません。しかし、もし、アイシャと出会うことがあったなら、その美しい瞳をまっすぐに見て話すことができるよう、自分の生活を見直すことくらいはできるのではないでしょうか?「自分には関係ない」とか「いつかそのうちに」とか「自分にできることなんかない」なんて言ってないで、アイシャに知られても恥ずかしくないように、お手伝いをするとか、好き嫌いをしないとか、勉強を頑張るとか、今の自分にできることから取り組んでみましょう。
最後に、生徒指導主事から「あいさつplus1(あいさつにひとこと添えて)」のお話がありました。