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2018年10月の記事一覧

焼畑体験学習「収穫の日」!

 10月23日(火)、子ども焼畑体験学習の「収穫の日」を迎えました。
 天気予報では雨の心配もしていましたが、子どもたちの願いが通じたのか、雨が降ることもなく(午後からは晴れ間も覗き)、蕎麦の収穫体験学習を行うことができました。
 8月6日に火入れ・種まきを行ってから77日目、山の斜面には茶色いそばが広がっていました。尾向小児童28名、椎葉中学校の2年生19名、保護者、公民館役員、青年団の皆さん、尾向小職員・椎葉中2年生職員含めた、総勢100名を越える人の力で、鎌を使って手で刈り取り、束ね、あやし等の収穫作業を行いました。
 子どもたちは、この学習を通じて、昔の人の知恵や生き方、協力して汗して働くことの尊さ、食べ物を生産するまでの大変さ、そして学習を支えてくださる地域の人々への感謝の心を学び、それを通してふるさとを愛する心を育むことができました。ご協力いただいた皆様本当にありがとうございました。

【開会式の様子。椎葉中学校2年生も手伝ってくださいます。 早速焼畑地へ移動し、収穫の手順について説明を聞きます。】↓ 


【手際よく鎌を使って、蕎麦を刈り取っていきます。中学生は、刈り取った蕎麦をゴザにくるんで、山の下まで何往復もして運びます。】↓

【鎌を使うのは5.6年生です。1年生から4年生までは、ハサミを使って刈り取ります。】


【学校に戻り、刈り取った蕎麦をシートの上で、歌を歌いながら棒で叩きあやした後、昔の道具の唐箕(とうみ)を使い蕎麦の実とそれ以外のものとに仕分けします。】↓




【中学校の先生方・保護者も一緒に、あやします】↓


【この昔の道具の「唐箕(とうみ)」は、昭和25年に製造された物で、毎年使って選別しています。】↓

※今年で30回目の子ども焼畑体験学習の収穫を無事終えることができました。
 次は、いよいよ11月19日(月)に実施する収穫祭です。
 子どもたちは、収穫祭当日の発表会へ向けて頑張りますので、当日を楽しみにしておいてください。そして、美味しい焼畑蕎麦をみんなで試食しましょう。