学校の様子(ぜひご覧ください)

学校の様子

元気に「もぐらうち」

毎年1月14日には、椎葉村内の各地区で「もぐらうち」が行われます。

子どもたちが地区内の家々をまわり、五穀豊穣を祈願する「もぐらうち」を行い、お礼にお菓子やお餅などをもらう行事です。子どもたちはこの日を楽しみにしています。

校長住宅にもかわいい「もぐらうち」が来てくれました。校長住宅のある尾前上(おまえかみ)地区は、小学生が1人と保育所生がまわってきてくれました(写真)。

小学生がリードして、木の棒で地面をたたきながら歌を歌います。

元気な子どもたちのおかげで、今年もよい年になりそうです。

もぐらうちの歌は、同じ尾向地区でも微妙に違います。昨年の5・6年生に聞いてまとめたものがありますので下のリンクをご覧ください。

昨年度の記事

 平成6年に発行された椎葉村史(p.970)には、追手納(おてのう)地区のもぐらうちの歌が掲載されていますので紹介します。

「今年(こんねん)正月、14日のモグラ打ち、モグラ打って祝いましょう。祝いの国から三百軒のクラを建て、モチ出すか、銭出すか、出さんならネズム(つねる)ぞ、モチやヨゴう(形が悪い)でも、太かと、ゼニはコモう(小さい)キラキラゼニ、モチ出すか、ゼニ出すか、出さんならネズムぞ」

その椎葉村史には、「話者のK氏によれば、長崎からの移住者による歌詞が広まったのだという」と書かれており、歴史のおもしろさを垣間見ることができます。

また、向山日添(むかいやまひぞえ)の歌も載っています。「14日のモグラ打ち、今夜のトリは寝せんぞ、ヒエもアワも食わせんどヒヨドリ、アットリ、トラ ホーホー」

日添と追手納は地理的に近いのですが、かなり違うのがおもしろいです。

 

 

ALTの先生と楽しく交流(1・2年生)

1月12日(金)、ALTのアーロン先生が1・2年生の生活科の授業に入ってくださいました。

初めてアーロン先生と触れ合う子どもたちは、朝から楽しみで仕方がない様子でした。授業では、アーロン先生のふるさとであるオーストラリアの風景や食べ物、スポーツなどを分かりやすく教えてもらいました。

オーストラリア独自のスポーツ「オーストラリアンフットボール」の説明では、実際にボールを触らせてもらって大喜びでした。

いつもは3年生以上の外国語・外国語活動の授業に来てくださっているアーロン先生ですが、1・2年生の子どもたちは「また来て欲しい」と口々に話していました。

  

保護者と職員でステージ作り

1月11日(木)の午後6時から、体育館のステージ作りをしました。2月4日に予定している学習発表会や3月25日の卒業式で使うステージです。

多くの保護者の皆様においでいただき、土台から作り始めました。金属製の資材を組み合わせて土台を作り、その上に木製のパネルを置いていきます。土台の組み合わせは保護者の皆様の経験に頼るところが大きく、重い木製パネルの設置もかなりの重労働です。

木製パネルの上にカーペットを敷き、ピンやテープで留めて完成です。みんなの力を合わせて30分ほどで立派なステージができあがりました。このステージで子どもたちが大活躍する姿が目に浮かぶようでした。

協力していただいた保護者の皆様、ありがとうございました。

(作業に夢中で、かんじんの土台作りの写真が撮れませんでした。すみません。~昨年も同様でした~)

    

火山と地震について発表しました(6年生2学期)

少し前ですが、2学期の終わりに6年生が理科の発表をしました。

「大地のつくりと変化」という学習で、火山と地震について自分で調べてスライドにまとめました。

自然現象の原因や被害、対処法などを詳しくまとめ、より分かりやすくなるように練習を重ねました。

当日は5年生を対象に発表をしました。6年生の堂々とした姿に尊敬の目を向ける5年生でした。

   

今月の詩(初日に合格者が!)

昨年度から、今月の詩を決めて子どもたちが暗唱しています。登校時や教室での朝のあいさつの後に練習し、覚えたら校長室でテストを受けます。子どもたちはとても意欲的に取り組んできました。

1月の詩は「雨ニモマケズ」(宮澤賢治)にしました。昨年度は3月の詩に選んだのですが、今年度は2月の学習発表会で群読をすることになったので1月に練習することになりました。

始業の日の朝、掲示してある詩を見た子どもたちは、口々に練習を始めました。昨年度かなり練習したので、すらすらと言える子もいました。

合格者が出るのは数日後だろうと思っていたのですが、何と初日に3人が合格しました。子どもたちの意欲と記憶力に心から驚きました。合格したのは、2年生と4年生と6年生です。素晴らしい!

  

全員で給食を

昨日から、全校児童と職員で一緒に給食を食べることにしました。

児童どうしや職員との交流を深めることを一番の目的としています。また、児童数が減ったことで生じた給食当番の負担を軽減するねらいもあります。会場はマルチパーパス(図書室)です。

はじめは少し緊張気味の子どもたちでしたが、楽しく笑顔で給食を食べることができました。

(献立は、七草雑炊・さばゆずみそ煮・紅白なますでした。)

  

 

3学期が始まりました

1月9日(月)、始業式を行いました。気温が低いので音楽室で行いました。(今朝の外気温はマイナス2℃でした)

今年は曜日の関係でいつもより少し長い冬休みとなりました(17日間)。

登校した子どもたちは、クリスマスやお正月の出来事をにぎやかに話していました。とても楽しい冬休みだったようです。

始業式では、5年生の児童が「すばやく行動する」「言葉遣いに気を付ける」「いろいろな人と話をする」という3つの目標を話しました。

校長からは、能登半島地震や航空機事故の話から「一日一日を大切に生ていこう」という話をしました。また、犠牲となった方々へ黙祷をささげました。次に「一年の計は元旦にあり」という言葉を紹介し、一年間の目標を今日のうちに立てるよう促しました。

始まった3学期は、一年間のまとめとなる大事な学期です。進級・進学に向けて自分をきたえて欲しいと思います。

保護者の皆様、地域の皆様、これからも変わらずご支援をお願い致します。

  

あけましておめでとうございます

あけまして

おめでとうございます

昨年はたいへんお世話になりました。

本年も尾向小の子どもたちをどうぞよろしくお願いいたします。

3学期は1月9日(火)から始まります。

(1月3日までは学校閉庁です。職員は1月4日から出勤いたします。)

2学期が終了しました(&昼休みの雪遊び)

81日間の2学期が無事に終了しました。

朝の外気温がマイナス3℃、外は雪が舞うほど寒かったので、12月24日の終業式は音楽室で行いました。

はじめに1年生が、2学期にがんばったことを発表しました。文字をきれいに書くこと・生活科でのスイートポテトづくり・持久走大会の3つについて話しました。校長からは、今年一年のがんばりをほめ、来年も目標を立ててがんばろうという話をしました。「かぞえ年」の話に子どもたちは驚いていました。また、2学期に国語で学習した内容からのクイズもしました。 

12月23日から1月8日までの少し長い冬休みに入りました。家庭でゆっくりと過ごして欲しいと思います。

今年一年、学校ホームページを見ていただきありがとうございました。1年間で約34万回の閲覧増となりました。 

来年も子どもたちの活躍の様子をお知らせしたいと思います。 

よい年をお迎えください。(12月29日~1月3日は学校閉庁です。)

※集合写真のあとに、12月24日の昼休みの様子を紹介します。雪が積もり、元気いっぱいに雪で遊びました。

  

         

ハッピー誕生会(12月)

12月のハッピー誕生会を行いました。12月は4人の子どもたちが誕生日を迎えました。

いつものように、おうちの方と友達からのメッセージを聞き、本人のスピーチをしました。

おうちの方や友達からは、その子のよさがたくさん伝えられます。

今回も、心があたたかくなるハッピー誕生会でした。

今日は2学期終業式です。81日間の2学期を振り返るとともに、3学期への新たな意欲を高めて欲しいと思います。楽しい冬休みになるといいですね!

(3学期は1月9日から始まります。12月29日から1月3日は学校閉庁となります。)

    

日当(ひあて)神楽

尾向4地区の最後となる日当(ひあて)の冬祭りが12月16日(土)に行われました。

日当地区の小学生は1名ですので、中学生と一緒に子ども神楽を舞いました。さらには他の神楽のがく(太鼓)も叩きました。すばらしい活躍に胸が熱くなりました。

  

救給(きゅうきゅう)カレー

12月19日の給食は、非常食である「救給カレー」(と野菜スープ、ヨーグルト)がメニューでした。

救給カレーは、学校での非常事態を想定して全国の学校栄養士の方々が開発されたものです。必要数が学校に備蓄されています。

今日は、非常食を体験する機会として椎葉村内の小中学校の給食に提供されました。常温でもじゅうぶん食べられるのですが、昨日は雪がちらつくほどの寒さでしたので各学級であたためて食べました。ガスコンロで温めるのも災害対策の訓練の一つととらえています。

初めて食べる子どもたちは、その味を心配していたようでしたが、一口食べると「おいしい!」と笑顔になりパクパクと食べていました。野菜スープとの相性も抜群で、あっという間に食べ終わる子がたくさんいました。

防災教育として、とてもよい経験ができました。

        

火災の避難訓練

12月18日に火災の避難訓練を行いました。

授業中の理科室から出火したという想定で、全員が運動場に避難しました。

火災を知らせる放送から約2分で全員が運動場に避難することができました。

今回は椎葉村消防団第10部(向山)の消防部長さんにおいでいただき、講話や消火訓練を行っていただきました。(消防部長さんは本校児童の保護者です。)

講話では、校区内でも過去に火災が起きていることや火災が起きたときにはまず大人に知らせることなどを教えていただきました。

次に、消火器を実際に使っての消火訓練を行いました。2名の児童が消火器を使って火を消しました。子どもたちは、予想以上に広がる消火器の煙に驚いていました。子どもたちが消火器を使う機会はほとんどないと思いますが、消火器の存在や使い方を知ることはとても意義のあることだと思います。

火遊びの危険や消火器のはたらきなどが子どもたちにしっかりと理解できた避難訓練でした。

    

 

 

寒い!(氷点下4℃)

今朝はとても冷えました。学校周辺は氷点下4℃でした。

追手納地区は氷点下6℃だったという話も聞きました。いよいよ本格的な冬の訪れです。

登校した子どもが「つらら」を見せてくれました。また、体育館横の倉庫の軒下には小さなつららができていました。明日は雪が降るかもしれません。

2学期もあと4日です。寒さに負けずにがんばれ子どもたち!

 

読書感想画コンクールで入賞

5年生児童の作品が、宮崎県読書感想画コンクールで第三席に入りました。

題名は「ライギョのはげまし」で、「はじめての文学ライギョ」(文藝春秋社)という本を読んで感じたことを美しい色彩と細かな筆遣いで仕上げました。構図も素晴らしいと思います。(西日本読書感想画コンクールでも入選)

作品のよさをお伝えするために少し大きな画像を掲載します。児童本人が書いた絵の説明もお読みください。

尾前神楽

12月9日夕方から10日の朝にかけて尾前地区の冬祭り(神楽奉納)でした。

尾向小の子どもたちの半数以上(11名)が尾前地区に住んでおり、3つの子ども神楽が奉納されました。

高学年の3人は「芝引」という舞を披露し、その素晴らしさに特に大きな拍手をもらっていました(3~5枚目の写真)。

また、本校職員も伝統的に神楽を舞わせていただいています。今年も1名の職員(S先生)が素晴らしい舞を披露しました(6枚目の写真)。S先生は神楽2年目で、今年は4番(4つの演目)を舞いました。

なお、今週末(12月16日)は、尾向地区の最後となる日当(ひあて)地区の冬祭りです。今回もインスタグラムでライブ配信される予定です。当日の午後7時頃からです。(下のリンクから見られます)

https://www.instagram.com/irori_shiiba/

     

 

全校集会

12月の全校集会はみんなで歌を歌いました(12/5)。

運動会の鼓笛で演奏した「切手のないおくりもの」を元気に歌いました。尾向小学校には音楽が好きな子どもたち(と先生たち)がたくさんいます。

家庭教育学級研修会(参観日)

12月7日の参観日に合わせて、家庭教育学級研修会を行いました。

人権週間に合わせ、子どもたちにかかわる「インターネットによる人権侵害」について学びました。

講師として宮崎県人権同和対策課の先生をお呼びし、インターネットを利用している子どもの割合や被害を受けている内容などを分かりやすく教えていただきました。

尾向小の子どもたちのスマートフォン所有率は低いのですが、今後のために深く学ぶことができました。

(椎葉村の子どもたちの多くは中学校で寮生活を送るため、スマートフォンを持つのは中学校卒業の頃が多いようです。)

  

参観日 ~人権についての授業~

12月4日から10日は人権週間でした。

12月7日(木)の参観日では、全校一斉に人権についての学習を行いました。

まずは、友達の気持ちを考えることについて学びました。泣いている友達にどんな言葉をかければよいかを考え、役割演技をしました。相手の気持ちを考えることの大切さに気付いたようです。

次に、全校みんなで遊ぶときにどんなことに気を付ければよいかを考えました。「みんなが楽しめるルールを考える」「失敗した人を責めない」など、グループでいろいろな意見を出しました。

最後に、「リフレーミング」について学びました。リフレーミングとは、ものごとを違う視点でとらえなおすことです。自分では欠点だと思っていることも、違う視点からみると長所になるかもしれません。子どもたちは事前に「自分のよいところ」「なおしたいところ」のアンケートに答えていました。今回は、「なおしたいところ」を親子で確認し、どのように「よさ」につなげるかを話し合いました。各家庭で熱心な話し合いがなされ、たとえば「みんなに強い口調で話してしまう」というのを「リーダーシップがある」と捉え直したり、「作業が遅い」を「丁寧」と捉え直すなど、プラスに考えようとするあたたかい雰囲気が感じられました。

この学習を通して、自分も周りの人も大事にすることを学ぶことができたと思います。

       

 

持久走大会(参観日)

12月7日(木)に持久走大会を行いました。

保護者の皆様に見守られながら、これまで練習してきた成果を存分に発揮することができました。1・2年生は600m、3・4年生は800m、5・6年生は1000mです。(伝統的に多くの保護者の方も一緒に走ってくださいます。)

約2週間前に試走を行いタイムをとりました。今日は、その記録をのばそうという個人の目標をもって挑戦し、多くの子が記録を伸ばしました。最も伸びた子は約1分もタイムが縮んでいました。素晴らしいがんばりでした。また、他の学年の友達を全力で応援する姿も尾向小の伝統となっています。

完走したことやタイムを縮めたことを自信として、これからもいろいろなことにがんばって欲しいと思います。