学校の様子(ぜひご覧ください)

2022年9月の記事一覧

いよいよあさっては運動会!!

延期していた運動会が2日後にせまりました。

今日は久しぶりに全体練習をしました。青空のもとで練習できる喜びを感じながら、思い切り練習することができました。午前中の3時間を使って、子どもたちの参加する競技をひととおり練習することができました。

運動会で見せる子どもたちの元気な姿が、台風被害を受けた尾向地区全体を勇気づけることと思います。子どもたちの活躍がとても楽しみです!

         

 

キジの放鳥

9月29日の朝にキジの放鳥を行いました。

宮崎県農林振興局の事業で、毎年各地で行われているそうです。

尾向小学校では2年ぶりの実施でした。

宇納間(美郷町北郷)で育てられた50羽ほどのキジが届けられ、子どもたちの手で放たれました。

身近で見るキジの姿に子どもたちは興味津々でした。特に、オスとメスの姿の違いに驚いていました。

飛び立ったキジは、力強く尾向の山々に消えていきました。元気に育ってくれることを願っています。

      

 

ソバの花の観察

<焼畑体験学習で植えたソバの観察>

計画ではソバを植えた現地に行って観察する予定でしたが、台風の被害を考慮し校内での観察となりました。

教頭先生が現地からソバの株をいくつか採ってきてくださり、縦割りの班ごとに観察をしました。

ソバの白い花はとても小さいですが、よく見ると5つの花びらがあります。子どもたちは顔を近づけたり匂いをかいだりしながら観察カードに記録をしていました。

ソバは順調に育っているようです。10月19日の収穫がとても楽しみです。

     

子どもたちのスケッチを少し紹介します。個性があってとても興味深いです。

    

フリー参観日(と宮崎牛の給食)

当初は学級懇談を含めた参観日を計画していましたが、台風14号の被害状況を考慮し、午前中をフリーで参観できる参観日としました。

保護者の皆様には、お忙しい中おいでいただきありがとうございました。

子どもたちはのびのびと学習しており、ふだんの様子を見ていただくことができたようです。

      

今日の給食は何と「宮崎牛のビーフカレー」でした。最高の味でした!子どもたちも大喜びで食べていましたよ。

 

台風14号の被害(校区内)

令和4年9月18日(日)から19日(敬老の日)にかけて椎葉村に接近した台風14号は、椎葉村に大きな被害をもたらしました。特に、この尾向地区には大きな爪跡(つめあと)を残し、その影響はいまだに続いています。

本校職員が現地を見に行って撮影した写真を何枚か紹介します。このような災害が二度と起きないことを願うとともに、復興に携わってくださる多くの方への感謝を忘れないようにしたいと思います。(このホームページに残すことで、記録としての意味ももたせたいと考えています。)

1.教職員住宅近くにあった小原橋が消失しました。教職員住宅に住む5名の職員とその家族は毎日この橋を使っていました。横にあった道路も崩落し、この上にある集落の皆さんが孤立していらっしゃるようです。早期の孤立解消を願います。↓

 

同じく尾前地区の道路です。↓

   

2.こちらも被害が大きかった追手納(おてのう)地区です。道路が約50m以上にわたって崩落し、集落が一時孤立しました(追手納に行くにはこの道しかありません)。消防団の皆さんを中心に、歩いて通れる道を整備されました(職員が歩いている2枚の写真)。その後、砂防ダムの上を通れる道が仮設道路として整備され、子どもたちが登校できるようになりました(重機を使っている写真)。消防団をはじめ地元の皆様のパワーに脱帽です。↓

   

3.日当(ひあて)地区の道路です。↓

4.日添(ひぞえ)地区の道路です。↓

5.水無(みずなし)地区の道路です。通学路ですが、危険な状態が続いています。↓

これらはほんの一部です。尾向地区全体で被害が続いています。一刻もはやい復旧を心から願っています。

 昨日、UMKとMRTのニュースで椎葉村の被害が取り上げられ、尾向地区も紹介されました。ニュース映像へのリンクを貼りますのでご覧ください(おそらく期間限定です)。

UMK(動画です。尾前地区が出ています。)

https://www.umk.co.jp/news/?date=20220926&id=15863

MRT(動画はなく記事としての紹介です。追手納の写真もあります。)

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/mrt/163827?display=1  

 

学校再開!

週休日、祝日、さらには台風14号の影響による臨時休業(3日間)を経て、9日ぶりに学校が再開しました。

元気な子どもたちの顔を見て、職員一同ほっと胸をなで下ろしました。やはり子どもたちは学校の宝物です。

子どもたちは、台風の被害や臨時休業中の生活などについていろいろな話を聞かせてくれました。復旧作業にあたったおうちの方や地域の方の様子もよく見ていたようです。人生のお手本として学ぶことも多かったと思います。

朝の時間には、各学級で台風についての話をしていました。先生が撮影した台風被害の写真を見て考えたり、お互いに台風や被害の様子を伝え合ったりしている学級もあります。

インフラがまだじゅうぶんではない地区もありますが、子どもたちの笑顔が地区全体に元気を与えることにつながるのではと思っています。

写真は、朝の時間の様子です。

    

月曜からの学校再開を目標に「やるぞー!」

本日、3日目の臨時休業です。地域の復旧活動を心強く感じながら、学校でも再開に向けた準備を進めています。

昨日、心配していた孤立状態の地区の子どもたちのところに何名かの職員が出向き、会うことができました。

本日の宮崎日日新聞1面に掲載されたように、尾向地区の被害は甚大です。しかし、地元消防団を中心とした地域の皆様の多大なご努力により、少しずつ復旧が進んでいます。心から感謝いたします。

写真は、運動会に向けて校舎に貼ったスローガンです。子どもたち一人一人が書きました。台風の風による窓の振動ではがれている部分もありますが、スローガンのように尾向地区全体が「やるぞー!」と立ち上がっている気がします(現在は修復しています)。

「太陽のように かがやけ元気かがやけ笑顔かがやけ情熱かがやけ尾向っ子 やるぞやるぞやるぞー!」

22日(木)も臨時休業とします

様々な事情を考慮し、明日(22日)も臨時休業とします。

地域の多くの皆様の手によって、少しずつ復旧が進んでおりますが、地域の孤立や停電、断水、携帯電話の不通などが解消されておりません。

一日も早く復旧し、学校も再開できることを願っています。

写真は、尾向保育所の子どもたちが運動場で遊んでいる様子です。運動場一面に散乱していた葉っぱは学校職員で片付けました。子どもたちが元気に遊ぶ様子を見ると元気が出ます。

21日(水)も臨時休業とします

校区内道路の状況、停電や断水が継続していることなどを考慮し、明日(21日)も臨時休業とします。

なお、村内の他の小中学校も同様に休業となるそうです。

臨時休業(台風の被害)

台風14号の影響を大きく受け、椎葉村及び尾向地区は甚大な被害を受けました。

各所で道路の寸断、断水、停電と生活を支える大事なインフラが影響を受けています。

村内だけでなく諸塚村などでも道路が寸断されたことで、椎葉村から村外への移動が一切できませんでした(現在は五ヶ瀬に抜けるルートが通行可能となりました)。

尾向小校区内でも、各地区を結ぶ道路が複数箇所で被害を受け、移動困難な地域がいくつかあります。停電や断水が続いている地域もあります。懸命に復旧作業をされている地元消防団をはじめとする多くの皆様に深く感謝いたします。また、被害を受けられた皆様に心からお見舞いを申し上げます。

このような状況を受け、本日は椎葉村内の全ての小中学校が臨時休業となりました。明日以降については検討中です。一日も早く復興し、子どもたちの笑顔が学校に戻ってくることを願っています。

写真は、台風通過後(19日)の川の様子です。比較のため、8月の渓谷祭りの際の写真も下に掲載します。ほぼ同じ場所です。自然の脅威を感じます。

 

 

運動会延期(台風14号接近)と嬉しいお客様

18日(日)に予定していた運動会は、台風14号の接近により延期とさせていただきました。

現時点では、20日(火)または21日(水)の実施となる見込みです。

(台風による被害の状況や運動場の状態によって判断する予定です。)

本日は、運動会前日準備の予定でしたので授業日としています。今夜から風雨が強くなる予想ですが、被害がないことを切に願っています。

写真は、午前10時の運動場の様子です。

また、3年前までいらっしゃった先生が久しぶりに学校をたずねてくださいました。現在の6年生が3年生の時に担任してくださったそうです。前触れなく先生に会った子どもたちは感激して、中には泣き出す子もいました。

K先生、ありがとうございました(現在は宮崎市内の学校にお勤めです)。

運動会プログラム用の写真撮影

<今日も雨。予行練習は延期です。>

昨日の昼休み、にぎやかな声が聞こえてきました。

教頭先生が子どもたちの顔写真を撮影されていました。

保護者に配付する運動会プログラムに掲載する写真です。みんな「がんばるぞ!」というかけ声とともにすてきな笑顔を見せていました。

    

体育館で全体練習

残念ながら、本日も予行練習はできませんでした。雨が降ったり突然晴れたりと不安定な天候が続いています。

できることを少しでも練習しようと体育館で全体練習を行いました。各種目の入退場の仕方や全校リレー、ダンス、鼓笛を練習しました。

子どもたちは、きびきびとした動きでいっしょうけんめい練習しました。ダンスを練習するときはとても楽しそうでした。18日(日)に予定どおり実施できることを切に願っています。

          

 

ハッピー誕生会①

雨が降り続き、予定していた運動会予行練習は延期になりました。

この先も雨が続く予想なので、予行練習はできないかもしれません。台風の進路と予想天気を注視する日々が続きそうです。

今日は、9月のハッピー誕生会を行いました。対象者が多いので2回に分け、今回は4名が祝福を受けました。

全員で歌を歌ってお祝いした後に、おうちの方からのメッセージ(担任の先生が代読)、友達からのメッセージ、本人のあいさつを行いました。おうちの方からのメッセージには、生まれた頃のことや成長の様子、お手伝いへの感謝などが綴られ胸があつくなりました。友達からのあたたかいメッセージも素晴らしいものでした。さらに、本人も自分の目標などをしっかりと話すことができました。

写真では、友達からのメッセージの場面を中心に紹介します。左側が誕生日を迎えた子どもたちです。

    

 

(雨を見越しての)全校体育・全校音楽

運動会が6日後に迫りました。

天気予報を見ると、明日以降は雨模様のようです。明日は予行練習を予定していますが、明日を含めずっと外での練習ができない可能性があります。

今日は、雨を見越して全体を通した練習をしました。開閉会式や綱引きの練習、鼓笛の通し練習などを行いました。

子どもたちは、本番に向けて気持ちが高まっているようです。雨の予報が変わりますように!

        

今朝の風景

台風が過ぎ、さわやかな青空が広がりました。

朝もやが広がり、うすい雲がとてもすてきでした(1枚目の写真)。

昨日はにごっていた川も、清流に戻っていました(2枚目の写真)。左に見えるのは交流拠点施設iroriです。今、取り付け道路の建設が進んでいます。

子どもたちは今日も元気に登校しています(3枚目の写真)。毎朝、不土野郵便局前で子どもたちを迎えています。

今日は、18日の運動会に向けて、全校体育・全校音楽をがんばりました!

  

台風一過 ~詩の音読~

台風一過。

朝のうちは風雨が強かったのですが、午前10時頃からは太陽が出て気温が上がりました。

大きな被害の報告はなく、ほっとしています(道には小枝がたくさん落ちていました)。

子どもたちも元気に登校し、休み時間には1年生が「校長先生、詩のテストを受けてもいいですか?」と校長室にやってきました。やる気いっぱいの一年生に、いつも元気をもらっています。今月の詩は「かぼちゃのつるが」です。

がんばって練習してきた様子が伝わってきました。合格して、とても嬉しそうでした。

 写真は、今日の午前中に合格した子どもたちです。

    

 

台風接近 ~鼓笛の練習~

台風11号が接近しています。今のところ直接的な被害はなさそうですが、本日は念のため14時下校(保護者のお迎え)としました。被害がないことを願っています。明日は通常登校の予定です。

運動場が使えない(5枚目の写真)ので、体育館で全校体育・全校音楽を行いました。感染対策をしながらの練習でした。鼓笛の動きもずいぶん覚えてきたようです。

     

避難訓練を実施しました(防災の日)

防災の日に合わせて地震対応の避難訓練を実施しました。

各教室から体育館へ避難した後、校長の話をしました。

(本来は運動場への避難ですが、雷が鳴ったために体育館へ変更しました。)

関東大震災が起きたのが9月1日だったこと、関東大震災では火災・阪神淡路大震災では圧死・東日本大震災では津波による死者が多かったこと、尾向でも落石や土砂崩れなどの被害が想定されることなどを話しました。また、「備えよ常に」という言葉を元に、ふだんから心構えをしていくことの大切さを伝えました。

地震はいつ起きるか分かりません。日頃からの備えと心構えを意識したいものです。

   

嬉しいお手紙

夏休み中、嬉しいお手紙が届きました。

今から50年以上前に尾向小に勤務されたF先生からでした。新規採用で3年間勤務されたそうです(現在は小林市にお住まいです)。

当時担任した子どもたちは60歳を超えており、本校児童の祖父母にあたる年代です。

 本校が「梅ちぎり」や「焼畑体験」でテレビに取り上げられたのを見て、懐かしさから手紙をくださったそうです。

11ページにも及ぶ手書きの手紙には、子どもたちががんばっていることの称賛に加え、F先生が尾向小にいらっしゃった頃の思い出がつづられています。

 全校児童が150名くらいいたこと、学校周辺に派出所や郵便局があったこと、お店もいくつかあったこと、当時は校歌がなく県民歌を歌っていたこと、6軒あった職員住宅にはお風呂が一つしかなかったこと、給食がなかったこと、プールがなかったこと、遠くの子どもたちも片道1時間半くらいかけて歩いて登下校していたこと(懐中電灯をを持っていたこと)、門川の海に臨海学校に行っていたこと、自家用車がなく宮崎交通のバスを使っていたこと、宿直室があり先生が交代で泊まっていたことなど、今では想像がつかないようなことがたくさん書かれていて勉強になりました。

子どもたちにも読ませて、学校には様々な歴史があり、多くの人の支えや努力で今があることを感じてもらいたいと思います。F先生、ありがとうございました。